カカオ生産地の児童労働をなくすために 〜「チョコ」から見える巨大な問題構造〜【リディ部ライブ勉強会】2022.2.17
社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」では、部員さん向けに毎週Zoomを使った「ライブ勉強会」を開催しています。当日ご参加いただけない方向けにアーカイブ動画も準備しますので、リアルタイムで視聴できない場合も、後から好きな時に好きな場所でご覧いただけます。
それでは、2月17日(木)の内容をご紹介します。
カカオ生産地の児童労働をなくすために〜「チョコ」から見える巨大な問題構造〜
日時:2月17日(木)20:00〜21:30 @オンライン(Zoom)
ゲスト:白木朋子さん(特定非営利活動法人 ACE 副代表)
世界中で多くの人に親しまれている「チョコレート」。日本では2月14日のバレンタインデーはもちろん、日々たくさんの人がチョコを手に取っています。
その一方で指摘されているのが、主原料のカカオ豆を生産する地域で発生している「児童労働」の問題です。2020年のシカゴ大学NORC研究所の「コートジボワールとガーナのカカオ栽培地域における児童労働削減の進捗状況評価」によれば、カカオの世界二大生産国における児童労働者の数は156万人。コートジボワールが約79万人、ガーナが約77万人で、いずれもその多くが危険有害労働に該当する労働に従事しているとされています。
今回は「そもそも児童労働とは何か?」というお話をはじめ、需要側・供給側がそれぞれが抱える課題、生産地の公的サービスの問題まで、児童労働を生み出す要因をさまざまな観点から学んでいきます。
ゲストは、ガーナのカカオ生産地域で子どもの教育やカカオ農家の自立を支援する「スマイル・ガーナ プロジェクト」や、「児童労働のないチョコレート」の開発・普及、サプライチェーンの人権に関する企業の支援や連携などに携わってきた白木朋子さん(特定非営利活動法人 ACE 副代表)。
20年を超える活動の中で感じてきた企業の変化や、チャレンジを繰り返す中で見えてきた「グローバルに広がる巨大な問題の構造」についてもお聞きします。
白木朋子さんのお話を聞いてみよう🔎
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社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」とは🔎
「誰かの困りごとを、次の時代の手がかりに」を合言葉に、社会問題について学び合う、オンラインコミュニティ「リディ部」。
社会問題の解決には、問題を「社会化」する(誰かの困りごとを、みんなの問題としてとらえる)ことが最初の一歩だと、私たちリディラバは考えています。そしてそれに欠かせないのは、その社会問題に関心をもっている「フォロワーの存在」です。
社会の中に、フォロワーの輪を広げていきたい。
一見すると、むずかしく、とっつきにくく思える、社会問題。
ならば、ひとりじゃなく、みんなで考えよう!ということで「みんなの部活動」を2020年5月にスタートいたしました。
「リディ部」では、主に、水~金曜日の夜におこなうライブ勉強会と、週末のオンライン自習室、Facebook非公開グループでのコミュニケーションと社会問題解決のためのプロジェクトを活動の中心としています。
勉強会当日は参加できない…という方も、リディ部に入部頂くと過去実施したものも含めて100本以上の「勉強会」アーカイブ動画が見放題です👀
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