強さと弱さ 23.08.02

自分の事なら多少辛いことでも耐えられるけど、自分にとって大切な存在が苦しんでいるのを見るのは本当につらいです。
ねこちゃんが老衰と病で衰えていく様も然りでした。
代わってあげられるものなら代わりたかった。
今は上司になった想い人が苦しんでいるのを見るのが辛いです。

私がいなければさっさと辞めていたと言われると、こんな職場に誘わなければ良かったと後悔します。
守ると言ったのに、支えると言ったのに、自分には何の力もない。
情けないし不甲斐ない。謝っても謝り足りない。

その方は私に辛いことを隠さず言ってくれます。
代われるものなら代わってあげたい、私に背負えるものなら私が背負いたいと言うと、僕の事を大切に思ってくれるなら、まずご自分の事を大切にしてくださいとおっしゃいます。
繊細で思いやりのある人です。
人一倍背負い込んでしまう我慢強い人です。
だから私も辛いのです。

私は私の大切な存在が苦しむくらいなら自分が苦しい方がいい。
その方がずっと楽なのです。
文句言いつつストレスためつつ何とか乗り切るのです。
でも大切な人の苦しみはぞんざいにできない。
その方に幸せになってほしい。
出来たら私も一緒に幸せになりたいけど、その人が幸せなら私はどっちでもいい。

自分を大切にするとはどういうことだろう。
私は周りが幸せならばそれでいい。
それではダメなんだろうか。
自分を大切にするというのが自分の欲求に素直になるということならば、私は好きな人に幸せになってほしいけど、本当は私と一緒に幸せになってほしい。相手を幸せにしたいし、支えたいし、守りたい。出来たら今の職場で。

私は一人の時の方が強かったけど、好きな人ができて弱さを知った。
今は、そこを乗り越えて強くなりたいと思う。
苦しみに寄り添って、ありのままを受け入れて、ともに悲しむ事のできる、そんな強さが欲しいと、そう思う。

今は過渡期なのだ。
数多の試練を乗り越え、これから良くなると、そう信じる。
私はあの人のすべてを受け入れ、二人で幸せになるのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?