ねこ記録 動物病院を考える 22.09.10

病気の事を書いているのでちょっと閲覧注意です。
あと終始泣きごとです。お付き合いくださる方よろしくです。

バタバタと皮下輸液を行うのが精いっぱいだったこの2か月、メラノーマの左目に異変が見られたのは8月半ば。
瞼が腫れて茶色い涙が出ていました。

それをようやく診てもらえたのが、9月7日、私が久しぶりに平日休みを貰った日でした。
結果、目の中に大きな腫瘍ができていて、この大きさのものは取ってしまった方が良いという話。
そうして本日、急遽エコー検査の為に病院に預けたのですが、結果的、眼球まで侵されているので眼球摘出を薦めるとのこと。
ついでに言うと先日検査が長引いたストレスからかまたもや肛門嚢が破裂しておりあらかじめ伝えていたのですが、そっちも処置が必要とのこと。
肛門嚢は状態が酷かったようで、硬いカラーをつけて毎日洗浄に来るよう言われましたが、手持ちの柔らかいカラーをつけたいと言っても突破するからと聞いてもらえず、通院も毎回必ず1時間待ちを毎日はねこにとってもストレスです。

帰り道、なんかいろいろ考えてしまって、処置としてはみんな正しいし治療に関してはこちらの意見も尊重してもらえてると思うけど、絶望的な気分なのは何でだろうと思いを巡らせました。
ずっと感じていましたが、私は飼い主として先生に信用されていないし、ねこも行くたびに病院を嫌いになります。ねこだけ預けてお迎えに行った時も、野に放たれた獣のような声で威嚇していました。病院に対して1ミリも愛着はないだろうと思える声でした。

病院も、先生も、熱心だし治療も適切だと思ってはいます。
しかしねこと私は主治医の先生と決定的に相性が良くないのだろうと思います。先生が悪いのではなく、私もたしかにいい加減だし信用できないのもわかりますしそれは仕方ないです。でも、ここまでねこが嫌ってしまっている病院で治療を受け続けるのがほんとに正しい事なのだろうかと、家でほぼ寝ている猫を見ると思います。
最近では定期輸液の時ですらお漏らしをしてしまいます。
最初は唸りながらでも、普通に診察を受けていたのに。

転院はこれまでも何度も考えましたが、治療に関しては信頼していたし、ねこの病状からしてトータルで見てもらえる病院を他に探すのが困難だと思っていたのもあります。
しかし、これからまた手術になるとして、また長時間預かっていただいていただくことになると思うと、お任せしたほうがいいのだろうという気持ちとこれからも付き合っていかなければいけないのかという気持ちとでどうしてよいかわからなくなります。
他を探すにしても、ここまで病院嫌いになってしまったら他も全部ダメなんじゃないかと。
実は去年、ほかの病院にも行ってみたんですが、今よりさらにねこが激おこになったうえ、それによって私も先生にこっぴどく叱られてしまって何もしてもらえないまま4000円とられて終わりました。今でも腑に落ちない。

結局、肛門嚢の洗浄には行けていません。
家でもカラーは念のため私が目を離す間だけ柔らかいものをつけていますが、そもそもそうそう舐めないのです。舐めたから悪化した、飼い主さんが見てないところで舐めてるといわれましたが、今回気が付くのに時間がかかったので、私が気が付くまでの間に舐めてしまったのだろうと思うのですがそれを言ったところで聞いてもらえないんだろうなと…。
こういうことを思う私も先生を信頼してないんだなと。

とりあえず行ってみようと思っている病院はあります。
地元でもけっこう古い、昔からある病院で眼病の治療に力を入れておられるところです。
私の住んでいる地域は人口が増えており動物病院も新規でたくさんできているのですが、むしろ昔からあるところのほうがねこにとってはいいのかもしれないと思います。
転院はひとまず置いて、一度セカンドオピニオンとしてお話を聞いていただこうかと思っています。

当初は看取りも視野に入れていましたが、現在も食欲は落ちたとはいえまだ食べられるし、トイレも問題ないし、嘔吐もありません。呼吸器系も問題ないように見えます。先日のエコー検査でも目の腫瘍の転移は見られないとのことでした。
ずっと寝てはいますが、自分の足で歩いて高低差も移動します(ステップを作っていますがあえてやや高いところに自分で飛び乗る)。
体重はかなり減ってしまいましたが(絶食時で4.35キロ)まだまだねこは生きられると私は思っています。

ちなみに7日休みを取っていたのは、大阪にお笑いの寄席を見に行くためでした。
普段日曜日にねこの定期輸液に行くのですが、その前の日曜日はかかりつけの先生が予約診療だったので7日に改めて行くようにしたのです。
いろいろタイミングが良いような悪いような感じですが、いろいろと考えるべき時だったんだろうと思っています。

当面ねこのお尻にマキロン噴射しつつ、身の振り方を考えなければと思います、時間はあまりないのだから。

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