夫婦別姓とLGBT問題

先日夫婦別姓に関する判決が出ました。

その判決では夫婦別姓を認めない現行民法は合憲であるとの結論でした。

まだ、判決の詳細まで読んでいるのではないので詳しいところはわからないので省略させてください。

今回は選択的夫婦別姓の問題とLGBT問題の話をしたいと思います。

私の個人的意見としては選択的夫婦別姓の問題が違憲になることは難しく、一方でLGBTの方が違憲であると判断されることはあると思っています。

選択的夫婦別姓の場合、婚姻できないわけではありません。それに、男性の姓に強制されているわけでもありません。

たしかに、事実上の不利益や手続き上の煩雑さはあると思います。

しかし、同姓にすることで控除の面、子供の戸籍上の問題など利益を受ける面も多分にあると思います。

選択的夫婦別姓は一つの選択肢として立法化の余地はあるが、権利侵害があるとまでは言えないと思っています。

一方でLGBTの方はどうでしょうか?

同性婚自体認められていませんよね?

これが権利じゃないから、侵害していないという人もいます。

じゃあ、なぜあなた方は好きな人と結婚するのですか?

これをいうと少子高齢化が進むから国は認められないんだという人もいます。

本当に少子高齢化がそれによって進むんですか?今までもLGBTの方はいましたよ?

それに同性婚を認めなかったからといって異性と結婚する必然性はないですよね?

むしろ、それで結婚すると思っているとしたらその人達の人権を侵害していることになりませんか?

このように、選択的夫婦別姓のように比較的自分たちに都合の良い話の時には良いところだけを取り上げて権利を認めるべきだと主張する人がいます。

それに対して、LGBTなど自分に都合が悪い話になると急に拒絶するような態度をとって遮ろうとします。

なぜなのでしょうか?権利という視点で見たらどう考えても夫婦別姓を優先すべきではなく、LGBT問題の方がより重要だと感じます。

それなのに、この話題を出すだけで「気持ち悪い」「嫌いだ」と言って考えようともしません。

この話題があなた方にどんな不利益があるんですか?

よく勝手に自分も恋愛対象になるんじゃないかと被害妄想をする人がいます。

あなたそんなに異性から好かれていますか?

まず、自分のことを見直してから人のことを否定するなら、嫌いというなりしてください。

すいません。感情的になってしまい、話が脱線してしまいました。

何が言いたいかと言いますと、前回の記事でお話ししたように想像力を働かしてみてくださいということです。

夫婦別姓の話は自分たちのことのように想像できるのに、LGBTの話題になったら全く想像もせず、妄想だけで拒絶する。

少し想像すれば反応も変わると思います。

穏やかにこの話題を話せる日が来ることを願っています。

また次回の記事で!

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