To drink a cup of coffee

2nd Feb. 2020

今日は都内で遊ぶ日…のはずだった。最初の目的地のイベントは来週、のんびりと朝市が開かれていた。仕方なくブラリと一回り。試飲を勧められてコーヒー豆を買ってしまう。次の目的地のイベントは明日から、最後の目的地は日曜日は休業だったのか…仕方なく家に戻る昼過ぎ、お腹も空いてきた。店を探して出かけるのも良いが、それなら外で食べるか…と手早く荷物を整える。日が傾くまでに帰るには、それ程遠くには行けない。片道40分の渓谷を目指し、バイクを駆る。最短コースを選ばずいつもと違う角を曲がる。見知らぬワインディング、見知らぬ峠、新たな発見は無尽蔵だ。渓谷は台風のせいで少し地形が変わっていた。河岸が広がり奥の岩場へと続いている。爪先で狭い足場を登り、苔生した岩肌をたぐる。小高い岩の上で荷を解いた。バーナーを組みたてて湯を沸かす間に、今朝買ったコーヒー豆をミルで挽く。このために都内に出たのか…一日が繋がった瞬間だ。

Motorcycle

Triumph
Thruxton
900