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メダカ水槽は安定した

前に書いてからだいぶ経つけど、その間にメダカの水槽は色々あったし、色々わかったので、まとめておこうと思う。


メダカがお亡くなりになる原因は、「エサ」

まずね、メダカがお亡くなりになる直接原因が判明した。
それは エサ 。

迷った時にはこれ、これさえ与えておけば大丈夫と評判のT社の○○○ンを使ってたんだけど、これをキョーリンの「ヒカリ メダカのエサ」に変えてから、全くお亡くなりにならなくなった。

エサの成分自体に問題があったのか、カビなどでエサが悪くなっていたのか、殺虫剤か何かが混入したのかはわからないけど、問題のエサをやめて、今はヒカリシリーズ、ちびっ子メダカのエサと川魚のエサ、そして乾燥赤虫で元気いっぱいだ。


水質が悪化すると黒ゴケが発生する

黒ゴケは水流が強いところに発生すると聞いていて、確かに濾過器から水が流れ出るところとか、エアストーンで対流が起こっているところに出てくるのは分かっていたけど、ある時、水流の少ないところのウィローモスやアナカリス、ゼニゴケ等に大量に発生し始め、刈り取っても植え替えてもまた黒ゴケだらけになるのに悩んでいた。

オキシドールで消せるというので試してみたけどあまり効果がなく、また、魚は元気なのに、何故かしらエビがどんどんいなくなる事から、これは水質悪化じゃないかと思って底砂の掃除と水替えを3日に1回のペースで行なってみたら、見事黒ゴケの増殖が止まった。

そういえば、以前に熱帯魚水槽にアオミドロが発生した時(水質悪化)も、その前に黒ゴケが増えて、その対策のためにサイアミーズフライングフォックスを入れたのを思い出した。


生体に底面式フィルタは向かない。あるいは底面式フィルタは汚れの温床。

底面式フィルタは大量の底砂を濾材として使うので、生物濾過の能力が非常に高い、且つ水流が弱いという事で、メダカ水槽には底面式フィルタに外掛け式フィルタを接続して使ってたんだけど、物理濾過もこの底砂で行われるので、食べ残しのエサなどが全て底砂の中に溜まってしまうという問題がある。

水換えの度にプロホースで掃除はしていたけど、黒ゴケ対策で徹底的に掃除を行なうと、掃除しても掃除しても、水を換えて掃除しても、日を置いて掃除しても際限なく汚れが吸い上がってくる。
この汚れが水質悪化、特に水底の水質悪化を生んで、黒ゴケやエビがいなくなる原因になっていたようだ。

底面式フィルタは、エサを与える生体には向かない。
もし生体水槽で底面式フィルタを使うのなら、水草は植えず、石などの飾りも置かず、全ての底砂を定期的に掃除できるようにしておく必要がある。


エビは水質のバロメータ

うちの水槽には、アルジーライムシュリンプを入れている。
コケの食いがいいと言うのと薄緑色の体色が綺麗なので、定番のミナミヌマエビじゃなくこいつを入れてるんだけど、こいつらは水質が安定していると増える。どんどん増える。
逆に水質が悪いと減る。
昨日壁面や水草の上でつまつましていた奴らが、今日は動きが鈍くなり、明日にはスッといなくなる。

エビが常にあちこちでエサを啄み、暗くなると泳ぎ回ってる状態が、水質安定の目安になる。


今のメダカ水槽

外掛け式フィルタとの連結を外し、底面式フィルタは取り除いた。
また、元々は油膜防止と、角の方の死水域を減らすためにエアストーンを入れてたけど、濾過能力アップも期待して、余ってた投げ込み式フィルタを設置。

この状態で数週間、水替え時にプロホースで底砂を掃除しても、以前のように大量の汚れが上がってくる事がない。
黒ゴケの増殖は無いけど、黒ゴケにやられたウィローモスは、あまり復活してくる様子がない。
一旦やられると、徹底的に刈り込んで、元気なところだけを残すとかしないとダメなようだな。
黒ゴケをタワシで擦り落としたミニ土管には、綺麗に緑の苔が生えてきたし、エビもあちこちで苔を摘んだり泳いだりしているので、状態としてはいいようだな。

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