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世界のティータイム

こんにちは。今日もティータイムしていますか?
お茶好きアラサー女子のricoです。

つい先日台湾へ旅行に行き、台湾のお茶文化に触れてきました。
日本に比べてテイクアウトのお茶が街に溢れており、カジュアルなお茶屋さんから伝統的なお茶屋さんまでさまざま。

そこで思ったのが日本以外の国ではお茶を飲むの?
お茶やコーヒーを飲む文化があるの?ということ。

今日は世界のティータイム事情についておしゃべりしましょう。

モンゴル

モンゴル ティータイム

削った茶に羊の乳を入れたスープ乳茶

磚茶(だんちゃ)を削って煮出したお茶に、羊か牛の乳、塩を混ぜた乳茶が定番。穀類や羊肉を加えることもあります。

中国

中国 ティータイム

点心と一緒に楽しむ飲茶

全てのお茶の故郷である中国では緑茶を中心に日々の飲み物としてお茶が親しまれています。
とくに広州を中心に餃子などの点心と一緒にお茶を飲む「飲茶(やむちゃ)」の文化は有名ですよね。
ミスタードーナッツの飲茶を思い浮かべていただくのがわかりやすいかもしれません。

ベトナム

ベトナム ティータイム

紅茶が主流の国のロータスティー
ロータスティーとは蓮の花を使ったお茶のこと。いくつか種類がありますが、古くから人気なのが緑茶に蓮の花で香りをつけたお茶です。
別名「美人茶」とも呼ばれ、ベトナムの女性や中国の楊貴妃に愛飲されていました。

マレーシア

マレーシア ティータイム

マレーシア名物のミルクティー!Tea Tarik(テー・タレッ)

マレーシアで定番なのは、ダストと呼ばれる細かい紅茶をネルドリップで濃いめの紅茶作りベースに。そして、この濃くて苦い紅茶にコンデンスミルクと砂糖を加え、用意した二つのカップで混ぜ合わせるようにして作るのが「テー・タレッ」。
マレー語でTarik(タレッ)というのは引っ張るという意味。二つのカップを使って引き延ばすようにして作るのでテー・タレッ(Tea Tarik)と呼ばれています

インドネシア

インドネシア ティータイム

インドネシアの紅茶は甘〜いジャスミンティー

オランダ領だったインドネシアは実は紅茶大国。紅茶にたっぷり甘味を加えるのが特徴。
インドネシアの人々が「紅茶」と呼んでいるのはジャスミンの花やジャスミンの香りを付けた半発酵の中国茶に似たすっきりとした味の紅茶です。
似てはいますが、中国茶とは違うのでご注意を。

台湾

台湾 ティータイム

工夫茶器で入れる台湾茶

ティータイムを「人と人をつなぐかけがえのない時間」と考える台湾では
工夫茶器を使った作法があります。
日本茶は主に味や色を楽しむのに対し、中国茶は香りを楽しむのも作法のひとつです。器が多いのは、「香りを楽しむための器」があるからです。

小さい器が2つありますが、長細いのが香りを楽しむ「聞香杯(もんこうはい)」小さいお猪口のような器がお茶を飲むための「茶杯(ちゃはい)」とそれぞれ役割が違うのです。

▼工夫茶器

ミャンマー

ミャンマー式ミルクティーラペイエ

ラペイエは濃く煮出した紅茶をコンデンスミルクの上に注いでかき混ぜたお茶。濃いエスプレッソのようなコーヒーにコンデンスミルクを入れるベトナムコーヒーの紅茶バージョンと思っていただくのが良いでしょう。
現地の紅茶は、焙じ茶や麦茶にも似た香ばしさが特徴的で、カップの底に練乳を入れ、後から濃いめの紅茶を注いで層を作ります。


長くなりそうなので今日はここまで!日本に近い国から徐々に広げてどんな文化の違いがあるのか、比べて見たいと思います。

それではまた、楽しくおしゃべりしましょう。

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