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就活強者と弱者による就活への感じ方があまりにも違い過ぎた件

去年の11月ごろ、X(旧Twitter)で自分のフォロワーさんがこんな投稿をした。
「人の金で東京行けるし色々貰えて就活神イベすぎる」
俺は衝撃を受けた。そんな発想したことも無かったからだ。

強者総取りのシステム

当時の俺は夏インターンで落ちまくり結局選考に関係あるやつもほぼ受けられずやる気の出ないままダラダラ過ごす日々を続けていた。
当然インターンで東京なんて行った事無かったし、人の金で東京行ってみてぇなぁ…くらいの感じだった。
そんな中フォロワーがこのポストをして俺は思った。
「そうか、これが強者にとっての就活か」
実際彼は強者だった。直接の交流は無かったが同じ大学で体育会系に所属し就活にも初期から積極的に取り組み大手企業のインターン・早期選考を勝ち取りまくっていた。
就活という椅子取りゲームにおいて椅子を置く企業側としては優秀な学生に来てほしい。他の企業に取られるわけにはいかない。
就活生が内定枠という椅子を取り合うように、企業側も学生という椅子を他社と取り合うのだ。
そのため企業は優秀な学生への投資を惜しまない。
交通費はもちろん、遠方から来た学生には宿泊費等の滞在費用も負担するし企業によっては色々参加特典もつけるらしい(経験した事ないので分かりません)。
そうして何とか優秀な学生をゲットするわけだ。
同様のシステムは大手予備校などでも存在する。
成績上位者にタダで講習を受けさせたりiPadなどを贈呈することは珍しくない。その金はその他大勢の学生の予備校代から支払われている。
そしてその学生が難関大に受かれば自分たちのおかげと言わんばかりに合格実績に加える。
受験や就活のような競争においてはこうした強者ならではの特典がある。
その特典が受けられる学生にとっては面白いことこの上ないだろう。
実際その人はよく就活に関するツイートを行っていたがまるで別世界だった。
俺が逆立ちしても通らないような難関企業のインターンを勝ち取り面倒くさいから行かないという旨もツイートしていた。
俺は同じ大学の同い年でこんな凄まじい奴がいるのかと思いながらまるで別世界だなという思いでいっぱいだった。

積極的な強者と受動的な弱者

俺が思うに彼は積極性という点が最も優れていたように感じる。
就活においても恋愛においても強者に位置づいている人は積極的に行動し、失敗を積み重ねて成長している。
多分そういう能動性が強者たるゆえんなのだろう。
もちろん本人の素質や周りの環境も関係してくるが受け身なままでは何も始まらないことを痛感した。
特に基礎が人より劣っていると自覚している人は行動力でカバーするしかない。
とある大手のインターンに参加した際に内定者たちが登場して交流するというプログラムがあった。その内定者たちの顔つきは自信に満ちあふれたものであり彼らがそれまでの人生で多くを経験して乗り越えてきたことが何となく伺えた。
いずれ就活における「顔つき」の重要さについてもどこかで書きたいがこれは正直偏見極まりないのでどうかな…

ずっと話題に挙げていたフォロワーの彼だが、就活における身バレを恐れたのか単に不要になったのか分からないが本選考開始前ぐらいに垢消ししてしまった。勝手に話題に挙げて申し訳ないです。

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