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自分の居場所を探す、ということ(娘はちゃんと動いていた…編)

相変わらず自宅待機令が出ているハワイ・オアフ島。結局約半年近く、観光ビジネスがストップした状態にあります。

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ガランとしたワイキキビーチやカラカウア通り、静かなアラモアナセンター、クローズしているショップやレストランなどの様子を見ていると、未だにこれが現実だと信じられないような、へんな感覚に陥ります。

時間の流れが止まってしまったような、非現実の世界。油断すると、起きてから家の中でただ夜が来るのを待つだけで、1日が過ぎ去ってしまうような日すらある…。

娘は動いていた。来年の留学に向けて。

そんな中。大学生の娘が「来年もう一度、Study Abroad(留学)に挑戦するから。そのためにクラブでファンドレイジング(寄付)があるんだけど協力してくれる?」と言ってきました。

うちの娘、本当は今年の春、韓国へ留学にいく予定でした。半年間だけの短期留学ですが、高校時代からずっとそれを目指していて、時間をかけてあれこれ準備してきていたんです。なのに、このコロナ騒ぎ。まさにタイミングが重なってしまい、ギリギリで留学プログラム自体がキャンセルになってしまったのです…。

おかげで、今年前半は何も勉強できない時間を過ごし、夏休みのサマースクールも現在のセメスターも、完全オンライン授業。若者のエネルギーがどこにも発散できていないようで、見ているこっちが辛い日々。だと思っていたのに。

娘はちゃんと動いていた。来年の留学に向けて、ちゃんと準備を進めていたのです。止まっていたのは私の方でした。

どうなるかわからないから動いても無駄、じゃない。

もちろん、この先の状況がどうなるか、それは誰にもわかりません。しっかり準備を進めていって、来年コロナが収まっているのか、海外留学が可能になっているのか、どこにも確証はない。

でも。今から準備をしておかなければ、状況が変わったときに夢を叶えられる可能性がゼロになってしまうわけで。彼女たちがやっていることは、とても正しく、とても重要なことなんだ。

ここのところ、無意識に「いろいろ考えてもどうせダメかもしれないから、動いても無駄。努力する意味がない」と思い始めていた自分が、恥ずかしくなりました。自宅待機令中だろうが定期の飛行機が日本から飛んでいなかろうが。同じ24時間、やりたいことがあるなら準備しておいた方がいいに決まってますよね。

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ありがとう。最近いつも、子どもたちに救われる。

また、娘から学んでしまった。今、この件で私ができることといったら、ファンドレイジングのチケット(今回は、大好きな「いやす夢」のおにぎり&これまた大好きな「Via Gelato」のジェラートだから、なおさらOK!www)を買ってあげることくらいだけど。

それくらいは、お母さん頑張るよ。応援させてね。
そして、私も方向を決めて、少しずつ動こう。本当にありがとうね。

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