見出し画像

「カピオラニ公園をぐるっと一周」で救われる

以前のように気軽に外出できない、非日常な毎日が続く中、数少ないルーティンとなっているのがウォーキング。毎日は無理だけど、週2〜3回は歩こうと決めています。ルートは、ワイキキビーチ沿いのカラカウア通りを東へ進み、カピオラニ公園をぐるっと一周で、約7000〜8000歩。本当は1万歩目指したくてほかの道を試してみたこともあるけど、やっぱり一番気分がいいのがこのルートなんです。

基本は夕方歩くようにしています。昼間は太陽が強すぎるし、暑い。マスクをして歩くので、真っ昼間はやっぱりキツイわけです。昼間はビーチでサーフィンなどをする人もけっこう多くて、わさわさ混み合う感じも避けたい。そして何より、夕方の空気感がちょうどいいんですよね。少し涼しくなって、風も拭いてきたりして、その中だととっても気分良く歩けるんです。

画像2

さらに!サンセットタイムは最強。空がオレンジ〜ピンクに変わっていくのを見ながらテクテク。ひとりでゆっくり歩くのが、ものすごーく心地いい。とにかく癒やされる…!正直、こんな状況になる前は、疲れるし膝も痛いし、歩くことをあまり好まなかったんですが、今や歩かないとイライラするように。人間って変わりますね。

画像1

ウォーキングがガチガチの身体と頭をほぐしてくれる

いまハワイは、徐々にですが新型コロナの新規感染者が収まってきている感じがします。ワクチンも医療関連の方々を中心に接種が進んでいると聞きます。でも、昨年3月のロックダウン以来、様々な制限がされたままであり、そして州の中心ビジネスである旅行業は相変わらず厳しい。ダンナの仕事も、子どもたちの学校生活も、もちろん自分の仕事も、なかなか思うように行かないままです。

そんな中、ついつい悲観的にな気持ちになるのを救ってくれた大きな要因のひとつがこのウォーキングなんです。パンデミック前に通っていたジムにもなかなか行けなくなり、運動不足を解消するのが一番の目的ですが、それだけじゃなくて。コロナで止まってしまった時間や固まってしまった気持ちを、公園の緑や海のキラキラした光景がほぐして救ってくれる気がしています。

画像3

そう、この約1年、いろんなことが固まっていました。身体も気持ちも頭の中も、とにかくいろんなことが。もし、こうして歩いていなかったら、固まりすぎてどこかがポキっと折れていたかもしれない。自力では修復できないほどに。

でも。前にも書いたことがあるのですが、私は良い意味でも逆の意味でも「流されやすい」ところがあるんですね。

だから、ハワイの“いい気”(ハワイ語でMANAにあたるのかな)に思い切り流されようと。パワースポットとしても知られるカピオラニ公園や、威風堂々とワイキキを見下ろすダイヤモンドヘッドの姿にあやかって、決して折れないように、後ろを向かないように、歩いていきたいなと思うわけです。

さあ、歩こう。ウォーキング、ばんざい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?