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はじめに:事実は小説より奇なり

 はじめまして海野リコです。なぜnoteを始めたかというと、書いたものを発表する場が欲しかったからです。こういうと、真面目に小説を書いてきた人のように思われるかもしれませんが、そうではありません。つい最近まで小説を書こうとも、書けるとも、思っていなかったのですが、ある日突然ウソみたいにお話が流れ出してきたのです。相互に全く関係ない事実の断片が全くのつくり事で繋がって、あれよあれよという間に一つのフィクションになってしまったのは、マインクラフトで遊んでいたら画面から本物のユニコーンが出てきた、くらいなびっくり体験でした。
 小説を書いてる人には、そんなの当たり前じゃん、と言われるかもしれないですが、個人的には妊娠に気づかないまま出産したような気分で、何とかしないと、とあせりました。「何とか」とは発表することかな、と思ったのですが、具体的にどうしたらいいのかよくわかりませんでした。そんな時noteに行き当たって、ルビもふれるし、ああ、ここなら許されるかな、と...…。
 正直のところ、書いているほうは事態に追いついていないのですが、物語はもう始まってしまったので、後は読んで下さる方にお任せしようと思います。ひょっとしてここにあるお話が面白かったら、それはおそらく私が今までに出会った人たちが面白い人たちだったからだ、と思います。


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