「こんな選択肢もあったのね。」県立高校受験の日の息子たち。

今年、受験生の次男。県立高校の受験日の今日、次男は、中学校に午前中だけの登校。帰ってきてからは、長男にゲームを買ってもらい、ご機嫌。

うちの次男は私立高校の専願を選択したので、県立高校の受験はありませんでした。

その選択は、次男というよりは、長男が2年前に決め実行したこと、と言うほうがしっくりきます。

私立を滑り止めにし、県立を受験する、そんな風土が残る中、長男が、高校説明会で、行きたいと思う高校が、ここしかなかった、そこは私立だと言ってきた私立の願書提出を目前にした日。

県立の希望も出していましたが、私立の願書の下書きで、「専願、併願」の欄があり、どうしても併願に丸をつけることに迷いがあると言うのです。そして、先生の勧めで、実際に親子で高校に行き、その短い時間に、私も、この高校に息子を通わせたいと意見が一致したのです。

高校説明会で、しっかり話を聞き、自分で行きたいと思う高校と出会い、それが大人の思惑と違っていても自分の希望を話してきた。すぐにとはいきませんでしたが、最終的には、息子が、適当になることをせず、充実した高校生活が自分にとって重要だと考えていることが、嬉しく思えました。

そして次男の進路選択。長男のイキイキとした表情を、一番そばで見ている次男ですから、自分も同じ高校に行きたいと言いだすことに、今回は、何の疑問もありませんでした。

私も、長男が私立高校へ行ったことで、私立高校の魅力を知ることが出来ました。通う本人が快くいられる選択に行きつき、本当によかったです。


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