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旅と船

こんな時だからこそ旅のことを語りたい。旅が特技だと気づかせてくれた人たちがいるから。

2番目に好きな乗り物・・・船。(1番ではない 笑)

船旅は一番ワクワクする。目的地まで船で行く旅・・・

IMG_3163 マルエーフェリー

与論島・マルエーフェリー(沖縄発)・・・台風の影響で目的地に着岸できない場合は次に着岸できる島で降りてもらうという「条件つき渡航」となった。不安しかなく、しかもよく揺れて、普段なら風に当たって過ごすのに、5時間の渡航時間、横になって寝た。無事着岸できると聞いてから、外に出ると、見たことないくらい綺麗な海が広がっていて、感動した思い出。

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伊豆大島(久里浜発)・・・1時間で大島。久里浜から1時間電車に乗ると品川。いずれにせよ、1時間で東京に行ける久里浜。笑 この船は高速ジェット。船内アナウンスで「大型海洋生物と衝突のおそれがあるため、速度落として運行します」と入ると、窓にへばりついて探す私 笑 ちなみに、今まで一度も出会ったことがない。

新潟・佐渡思いつきの旅 (1)

佐渡島(新潟発)・・・朝、新潟に着岸する船から、学生やサラリーマンがぞろぞろ降りてきて驚いた思い出。佐渡島の人たちにとって大切な足なのだと。高速ジェットは外に出られず、席も中の方になると、揺れを感じて酔いやすくなるので、寝ていった。

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小豆島(高松発)・・・瀬戸内海を航る旅は絶景そのもの。島々があちこちに見える景色は、他の船旅と質感が違う。船のなかで観光の作戦を立てながら過ごす。

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金谷(久里浜発)・・・40分で着く東京湾フェリーは、お散歩にもってこい。金谷港には野菜の直売所があったりして、航るだけで楽しい。半日で散歩しに行ったりもする。40分だと、ビール1本がちょうど空く。


道中、交通機関の1つとして選択肢にある船。それも好き。車移動よりリフレッシュできて、休憩ができる。

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浦賀の渡舟 自転車も積める。あっという間に着いてしまうけど、とても爽やかな休憩時間。着岸の精度は抜群!いつも惚れ惚れしてしまう。地元民にとっても大切な足です。


バンコク&アユタヤ4日間 040

バンコクのチャオプラヤー川の渡し舟・当時3バーツとかで、感覚がわからなくて、謎に30バーツくらい払おうとして、受け取ってもらえず、ぼったくられる!!と勘違いした思い出・・・海外の交通費はびっくりするほど安い。

船に乗ることが目的となってる、いわゆる観光船。

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横須賀軍艦巡りクルーズ・・・地元の人間からしても、なかなかマニアックでおもしろかった。地方からお客さんが来るなら、案内したいクルーズ。

京都ぶらり旅_20051105_012

京都・嵐山の川下り・・・大学3年生の頃、年齢層の高いこの川下りに乗り込む 笑 40年後もまた乗ってそう。船頭さんの長い竿は何に使うのかと思っていたら。なんと、崖に突き刺して方向を保ってました。その使い方に感動した思い出。

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高千穂峽の手漕ぎボート。このあと、私の運転センスがないということがバレて、運転手交代する羽目に。ボートの上で席を変わるという危険を冒してまでも、変わるべきだというほど・・・私が下手だったという・・・。

安曇野旅_190702_0050

安曇野わさび大王・・・やってしまうんですよね、後ろの人に水をかけちゃう失態。散々やってきたので、前の座席の坊やにかけられても、寛大な心でいられます。水がとても綺麗で、温度も丁度よく。黒沢映画のロケ地なので、景色もよし。


ボルネオ旅行 ixy 023

マレーシア・ボルネオ島、マングローブツアー・・・マングローブが何なのか知らずに乗り込み、大海原くらいを走りだしたので、拉致られたのかと思って警戒してた思い出。そんな私の気持ちを知る由もない先輩方は、のんきに寝ていましたとさ・・・。

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ベトナム・ホーチミン、メコン川クルーズ・・・すれ違うボートに言われる「チップ、チップ」いや、たかられてるのは間違いないの。でもね、納得いかないんだ。頼むから教えてくれ。何のチップだ!!笑 もちろんわからないから払ってません。


私が生まれ育った地域は船に馴染みがある。長崎と同じような地形で、造船で栄えた町。浦賀水道を眺めると、実に様々な船が行き交う。小さなボートから巨大なタンカー船まで。海上自衛隊もあり、中学生の頃、空母艦に乗せてもらったこともある。(はて?空母艦だったのか?)

いろんな地域で、いろんな国で、たくさんの船に乗った。船はやはり外気に触れる船が好き。風を感じられる。そして水の力も感じられる。

船に乗ると人間のエネルギーも感じる。

どこかへ旅することを諦めなかった先人達が考えたことこそ、「海を航る」こと。

航海の無事を祈って、様々な精神文化的祈りが存在する。

それほど、旅は本来冒険だった。

安全な旅なんてないのだけれど、テクノロジーが進化したおかげで、命懸けで旅することが普段ない。

でも、命とは、人生の時間だから。その時間を使って旅をしているわけで、命をかけて旅している。大切な時間。

船が運んでくれる場所、船が見せてくれる景色、船にもらう豊かな時間。

旅と船。




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