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なんでいまどき配信じゃなくてCD出すのかって?それはね…1

「人生100年時代。50歳まではリハーサル、50歳から本番。そうだ、CD出そう!」というセルフかけ声のもと始めたソロデビュープロジェクト。


50歳からの本番に、なぜCDを出すことにしたかを話そう。そうしよう。

そもそも、バンド活動やっているんだし歌詞は自分で書いているから、表現したいことはバンドで表現してもよかったのではないか。
そう思う人もいるかもしれない。

だが、それはちょっと違う。
バンド「SPIRALL GATE」が持つ世界やコンセプトは、私が今回のソロ活動で表現したいこととは違うから、バンドとは別の道で活動したかった。


ソロ歌手活動で表現したいこととは


じゃあ、ソロで表現したいこととは?
それは、「年齢を重ねたら老いていくだけ」という呪縛からの解放。
これを、自らが体現し、共有したい。

たしかに肉体は衰える。視力・体力・記憶力…… いろんな力が失われていく。
でも、増えていくものもある。経験だ。
経験は人生をより豊かに、生きやすくする。
また、その年齢の自分にならないとわからない人生における自分の役割などもある。

これを活かさずして、「もう○○歳だから無理 」だと思うのはかなりもったいないし、それを思って諦めたときが「老い」なんだと思う。

つまり、老いたかどうかは年齢ではなく自分次第。
「もう○○歳だから無理」という年齢限界説は、自分で作っちゃってるんじゃないかと。

何歳でも、やりたいことはやってみることができる。
そのきっかけに私がなれたらうれしいぞ、そう思ってソロでのCDリリースを決めた。


無名の私だからできることがある

インディーズとはいえ、レーベルからCDを出すということは、楽曲は商品だ。
商品だから、人や社会に意味やメリットがあるものでなければ、消費してもらえない。
私のプロジェクトは、人生100年時代を生きる人のエネルギーになることを目指している。

また、有名でもなんでもない私が「51歳。CD出します!」って言ったら、「この人にできるんなら、私もやってみよう」「そうか、別に何歳から始めてもいいんだ」と思う人がいるかなーなんて思って。

最終的には自己満足。
だけど、自分のために歌える人と、誰かのために歌うことで自分も満足できる人がいると思っていて、私は後者だ。こう見えて。

……ということで、ソロ活動を始めました。

で、なんで配信じゃなくてCD出すかって話だった。
肝心な部分だけど、話がさらに長くなるので後編として別日に書きます!
引っ張ってすみませんぬ。

宣材写真の撮影チーム(上)と、歌唱指導の先生(下)




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