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【ネタバレなし!】『ブレイブ-群青戦記-』を観てきました

映画の興行成績は、最初の3日間が勝負というのは、春馬君のファンになって初めて知ったのだけど、残念ながら、今回は週末中に時間を作れず、1日遅れの観賞になりました。
貢献できず、申し訳ないので、取り急ぎネタバレなしで、見どころなど書き残しておきます。
観ようかどうしようか迷っている方、面白そう!って思って頂けたら幸い。

普通に戦国物でした

当たり前ですが、桶狭間の戦いの直前の時代、奇襲作戦を描いたお話なので、普通に戦国物でした。
思いの外、戦いのシーンが多め。かなり多めです。
ホラーとまではいきませんが、色々飛び散ったりする感じです。
そういうの苦手な方は、心していくべし。
お好きな方には物足りないのかもしれませんが、私は今夜は悪夢見そう。めちゃ苦手系でした。

ちょいちょい仕込まれていました

SFやファンタジーはあまり好きじゃないので、普段はタイムスリップモノはあまり見ないのですが、そのタイムスリップは豪快すぎないか?と素人目には映りました。

ストーリー展開は、トレイラー観たまま、です。
わりと切羽詰まってるシーンばかりなので、緊迫してるんですが、細かいところに、ちょいちょい面白いシーンが仕込まれています。
そこを観るためにもう一度、観に行くか悩みます。

またストーリーに関しては、フィクションと史実の橋渡しは上手くいってるように思いました。
時代劇好きさんにもこれなら、ファンタジーとして受け入れられるんじゃないかなぁ。

新田真剣佑さんのオーラを愛でる映画でした

私のnoteをいくつか読んで下さっている方は予想されているかと思いますが、新田真剣佑さん、初めて観ました(笑
お名前、なんと読むのか分からなくて調べちゃったよ。日本語変換で、一発で出てきて、びっくり。

それはともかく、まあ、これは当たり前ですが、上手かったですね。最初は捻くれてるのに、それでさえ感情移入しやすい演じ方で、上手いなぁと。
成長していく様を視線の使い方で、きっちり演じているのは、春馬君とも通じる俳優さん。将来が楽しみです。

あ、ちなみに、もちろん、高校生には見えなかったですけど、もし娘が「カレシなのー」と連れてきたら、一発OKすると思います(我が家には、娘はいませんし、連れても来ません)。

春馬君が脇で光ってました

私は脇役の春馬君が好きです。
脇役の時の脇役オーラに包まれた春馬君、本当に上手いなあと思う事が多い。
特に、主役を引き立たせる脇役オーラ出させたら、最強の役者さんなんじゃないか、と思う。

脇役オーラの正体は、色々なんだけど、セリフが少ないのに、一言がすごく重い。刺さる。
そういう役なのよ、とも思うけど、そういう役をやらせたくなる俳優さんなのよ、とも言えると思います。
今回は、どのセリフもいいセリフばかりでしたね。
これから観に行かれる方は、一言一句聞き逃す事なかれ。

それから、主役を見つめる目線の演技。
脇役だと、寄りのアップも少ないわけですけど、少ないはずなのに、印象に残ります。
観ている人が主役さんに目が行くように(物理的にも心情的にも)、春馬君の目線によって誘導されちゃう感じ、とでも言いましょうか。

家康の描かれ方としても異色。あれは。。。私のイメージする家康ではなく、架空の人物かな。ま、そんな事はどうでもよくて、とにかく春馬君は、脇役だと、ほんとに職人魂が光ります。
ぜひぜひ楽しんで欲しい。

とにかく大作でした

本広監督作品ということで、そこそこ期待はしておりましたが、この予算の少ない映画全盛のご時世に珍しい大作でした。
もちろん戦いのシーンとかCGもあったと思いますが、エンドロールが、キャストが多くて長い(笑
色々贅沢な作りで、華やかさは十分でした。
やはりお金かけどころが、上手な監督さんですね。

あと、音楽がとても良かったです。
サントラが既にSpotifyにあります。はやっ!
音楽を担当されたのはかの菅野祐悟さん。
名だたる作品の音楽を数多く担当されていて、私の中では、三本指に入る大好きな作曲家さんです。

エンディングテーマの曲も染みます。
歌詞がなんだか染みちゃって、しばらく立ち上がれなかった。

エンドロール見ながら、曲も楽しんで欲しいと思います。

終わりに

というわけで、ぶっちゃけ、メンタルが弱い私には、ちょっとグロすぎでした(普通の方なら大丈夫なんだと思います)

でも、戦いのシーン以外の人間ドラマのシーンは、よかった。キャストの平均年齢の若さを考えたら、珠玉のできではないかと思います。

新田真剣佑さんの細かい演技ももう一度観たいし、春馬君の一言一言をもっと噛み締めたいから、配信になったら、戦いシーンを早送りで見直したいです(監督さんごめんなさい)。

レビュー書くとしたら、それから、かも?

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