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【保存版】Stanford e-Japanについて:受講した僕が知っていること全て載せます。

「スタンフォード大学のオンラインコース」

シリコンバレーのど真ん中にある名門中の名門大学:スタンフォード大学。海外大学を目指す人なら誰もが憧れたことがある(と思う)大学で多くの優れた論文を発表してきた名門of名門大学である。

実はスタンフォード大学のカリキュラムが日本人の高校生向けに作られ、無料でど受講することができるって知っていますか?それがStanford e-Japanです。

このNoteでは実際にStanford e-Japanの選考についてStanford e-Japanで何を学ぶのかと実際に受講して感じたメリット/デメリットをどんどん書いていくのでこれから受講する人たち/Stanford e-Japanを参考にしたい教育者の方々/未来の教育に興味がある皆さまはぜひ読んでみてください!

長い文章になるのでここで一回深呼吸して.....さあ!いきましょう!

そもそも私は誰なのか

前回の僕のNoteを読まれたみなさま!お久しぶりです!前回書いたNoteの「スタンフォード大学のオンラインコースを受講した高校生から全国の先生へ:非同期型アクティブラーニングのすヽめ」が思ったよりシェアされ続けていてとても驚いているリックです!尊敬している自分の元校長先生や、自分が一番入りたい企業の元副社長の方、僕の志望校の元日本事務局長の方、いつも相談に乗ってくださる司法書士の方などにシェアしてもらってただただ嬉しかったです!中には1000円サポートしてくださった方もいて閲覧数にて7000回以上。いいねの数200回と多くの人に届いて本望です!(このNote読む前にこっちも読むといいかも)
https://note.com/ricksh/n/n4e486daa22b9

このNoteが初めてで「誰やお前さん」となっている方へ!初めまして!現在高校二年生。武蔵野大学付属千代田高等学院という学校にてIBというカリキュラムを取っています!!好きな学問は社会心理学!好きな心理学者はHenri Tajfel!「高校生がチャレンジしやすい社会を創る」というコンセプトのCUEというプロジェクトの代表もやっています!趣味はベースとギター!好きな音楽はメタル!ちなみに僕が好きなバンドはこちらです!

https://www.youtube.com/watch?v=4waVZXKE0GU

今年の3月から7月ごろまでStanford e-Japanに参加していました!このNoteではその経験もいっぱい書いていきます!

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そもそもStanford e-Japanとは

ユニクロの創業者である柳井正さんがたちあげた柳井正財団とカルフォルニアにあるスタンフォード大学が提供するウェブベースのプログラムです。実施期間5ヶ月の間にアメリカの移民の歴史からシリコンバレーでの起業の在り方などアメリカに関する幅広いトピックを学び...ってここまで書いて気がつきました。

多分僕よりいい文章を誰かが書いているって思って探したら柳井正財団のページにわかりやすい説明が載っていたのでそのまま引用させていただきます。

日本の高校生を対象としたウェブベースのプログラムで、実施期間約5ヶ月の中で集中的に米国の社会や文化を学びます。日本全国から参加する学生をオンラインでつないだバーチャルクラスをつくり、全米の様々な分野の教授、専門家、また時に大使などがオンラインでライブ講義を行います。その講義は、第二次世界大戦時の日米関係など歴史的なものから、シリコンバレーと起業家、米国の教育など現代的なものまで、幅広いテーマを取り上げています。
講義の他、ディスカッションには、時に米国の学生も参加しており、英語でのコミュニケーションだけでなく、論理的思考力、批判的思考力、意思決定力を向上すると共に、リーディング、課題なども通して、日米それぞれが持つ文化や社会への理解を深めていきます。
修了時には、各生徒が研究成果を学術誌の様式にまとめ、発表をします。

このプログラムの概要については校外プログラム大全などにもまとまっているのでぜひそちらをみてみてください!

https://kininarukotomatome.com/stanford-e-japan-2020-fall-c0716

Stanford e-Japanで何を学ぶのか​

ここからはこのコースで「何をするのか」がわかったところでもっと深掘っていきましょう。具体的に「何を学ぶのか」をまとめていきます。なおこれから受ける人は僕が受けたものと内容が変わる可能性があるので100%確実な情報ではないことを把握した上で読んでください!!

このコースは11個のModule(単元ですね)に別れていてそれぞれ違った側面から「アメリカ」を学習していきます。具体的にそれぞれをみていくと...

MODULE 1: Assignment: Introduction

単元って言っても学ぶものはアメリカではなく「これから一緒に学ぶ相手のこと」。自己紹介の単元ですね。コース用の掲示板に自己紹介を書き込んでいました!課題として5から10センテンスの自己紹介を書くことが求められていて、掲示板に提出時間内に投稿することが求められていました。

この段階から(いい意味で)めちゃくちゃ癖が強い仲間とこれから学んでいくのかぁってワクワクしていました。僕は癖が強い人大好きです。自分が書いた自己紹介を見直していたら覚えたばかりの言い回しを背伸びして使っていたりしてこのころ(数ヶ月前)は未熟だったなぁ!って思い出しました!えへへ。

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MODULE 2 Assignment: Religion in the U.S.

ここから本格的に「学ぶ」単元に入っていきます。一番最初にアメリカの宗教について。アメリカでなぜ宗教が物凄く力を持っているのか?という疑問に4つの理由で答えてくれる動画をみてアメリカの宗教の在り方を学んだり、アメリカに限らずそもそも「宗教とは何なのか?」という問いについてディスカッションしたりしました。

アメリカに住んでいた時に学校で毎朝心臓に手を当てて忠誠の誓いとして"I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all."って「神の下の国家」って宣言しているのがいつも疑問だったのですが、それの答えがわかった単元でした!
個人的にはコース中で紹介されたマルクスの「religion is the opium of the masses(宗教は大衆の麻薬である)」って言葉が今でも心に残っています。ちなみに僕は小林多喜二を読んでその流れで資本論関連の本を読み始めました。若干危ない。

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MODULE 3 Assignment: U.S.-Japan Relations

簡単に一言で言えば日米関係の単元。アメリカが日本に基地を持っていて、日本の国防の一部を担っているという状況がどこから始まったのか?日米同盟がどう決まったのか。日米同盟のこれからはどうなるのか?といったことからマシュー・ペリーが来航してから今までの日米関係の歴史を学び、なぜ日米同盟が「史上最も成功した同盟」なのかを学んだ単元です。

恥ずかしながら自分が日本に住んでいながら意識したことはあまりない状況を学ぶことができて大きな学びになったのを覚えています。この単元が一番内容も密度も濃かったかなぁって思っています。

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MODULE 4 Assignment: World War II

アメリカと日本の歴史を学ぶ上で決して避けては通れない第二次世界大戦について学ぶ単元です。スタンフォード大学の先生による真珠湾攻撃と原爆投下に大きく焦点を当てた動画を2つ見て「アメリカ側の視点で語る」第二次世界大戦について学びました。

この単元がディスカッションしてて一番面白かったなぁって思いました。テーマが「このコースで学んだ原爆投下とあなたが受けてきた教育で学んだ原爆投下はどのような相違点があったか」というテーマで、日本のインターナショナルスクールに行っていた人からヨーロッパの学校に行っていた人まで多様なバックグラウンドを持っている人たちが集まっているため、、国ごとにこの事件をどのようにみているのか、どれほど重きを置いているのかということがわかりました。人生でここまで第二次世界大戦について語り合った(掲示板上だけど)のは初めてで今でも新しいメッセージがきた時のワクワクは忘れていません。

この単元のオンライン授業でいつも東洋経済オンラインで面白い分析を出しているスタンフォード大学講師の Daniel Sneider氏と話せたのもいい刺激でした!

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MODULE 5 Assignment: Japanese American Internment

アメリカで起こった日本人強制収容事件について学びました。実際に収容を経験した人の手記や物語を読んだり、日本人強制収用事件についてレクチャーしている動画をみたり、「同じような事件はおこると思うか」というテーマでディスカッションしたりしました。

「同じような事件は起こると思うか」というディスカッションテーマにいろんな視点から答えが出ていて面白いなぁって思いました!自分が今まで社会集団間の対立に興味を持って社会心理学を勉強したりしていたことやウイグルでのチベット人収容問題に興味を持っていたことからいろんな知見を提供できたんじゃないかなぁって思っています。


MODULE 6: Assignment: Immigration to the U.S.

移民で成り立つ国家アメリカの移民の歴史について学ぶ単元でした。最初の移民が入ってきた時から今のドナルド・トランプとメキシコ系移民の現状についても学ぶことができました。また、アメリカに移民として渡った日本人のストーリーや「写真花嫁」の話などを知ることができました。

移民が問題になってるのは知っているけど恥ずかしながらテキサス州というメキシコのお隣から見たミクロな目線でした見たことがなく、マクロな目線で見た現状を知ることができたのは嬉しかったです。

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MODULE 7 Assignment: U.S. High Schools and Education

アメリカの高校生活とそこでの教育について。ここでもまず歴史にフォーカスを当てて学んだ後、現在のアメリカの学校がどのようになっているのかを知ることができました。アメリカの教育が目指している3つのゴールだったり、それをどのように達成しようとしているか。また、今のアメリカの学校が抱えている問題:「生徒のストレス」についての記事を読んだりしました。

僕の目線から見て超ストレスフリーで楽しそうなアメリカの高校で日本と同じようなストレスの問題が発生しているのが興味深かったです。全てのものは一面性ではなく絶対に裏もあれば側面もある。そんなことをここで学べました。

この単元でアメリカの大学受験を経験した生徒が自分の経験を掲示板でシェアしていて私も自分の経験を外に出せるような人になりたいなぁってただただ思ったのがいい思い出です。

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MODULE 8 Assignment: Silicon Valley and Entrepreneurship

シリコンバレーと起業家精神についての単元です。アメリカがなぜ起業家を生み出すことに成功したのか。シリコンバレーはなぜ特別なのか?シリコンバレーでのスタートアップエコシステムの形、これから起業はどうなっていくのかを学びました。

日本のベンチャーキャピタルにインターンしようとしたり、潜在的な起業家を生み出すために団体を作ったり、とにかく社会に新しい価値を生み出して世界を変えようとしているあのエネルギーが大好物の僕にとっては最高の単元でした。ディスカッションも提出物もぜんっぶ本気で書いて本気で出していた覚えがあります。いやああ!楽しかった!

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MODULE 9 Assignment: Gender Issues and Equality in the United States

アメリカでの女性運動の歴史からジェンダー平等の現実について学びました。アメリカだけではなく日本のジェンダー平等についても学ぶことができ、まさに「彼を知り己を知れば百戦危うからず」が実践できました!(敵でもないし戦争でもないけど)

ディスカッションフォーラムで印象的だったのがジェンダー問題に意識が高い女性たちの書き込みが学びを示唆に富んでいたり自分が知らなかったToxic Masculinityなどの男性に対する性差別などもあげていました。


Assignment MODULE 10 Assignment: Biculturalism and the Japanese

"Biculturalism"(2か国の言語・習慣・道徳などを、その国の人と同レベルに身につけている状態)について学びました。実際BIculturalismって単語を聞くのは初めてだったのですが、バイリンガルとの違いだったり"double insider-outsider perspective"という特別な視点について学ぶことができました。

この単元での提出物の質問の一つに"In what ways do you think this course has focused on increasing “biculturalism”?"という質問に答えながら、このコースがBiculturalな人間を育てようとしているのかに気がつき、本当にいいコースに出会ったなぁって勝手に感動していたのを覚えています。

MODULE 11 Assignment: Studying Abroad & The Future of the U.S.–Japan Relationship

これで最後の単元!大まとめとしてコースに参加していた生徒たちのほとんどが気になっている海外大学進学/留学について学び、未来の日米関係について語り合いました!

いろんな人の目から見た留学を見ることができたし、日米関係の未来について語り合えたのは楽しい思い出でした!

Final Paper

最終論文です。自分が今までこのコースで学んできたことを活かして1500字ぐらいのエッセイを書きます。これが成績の50%を締めるのでとにかく本気で書きましょう!アウトプット!!

これからE-stanfordを受けようかどうか迷っている人へ

僕から「絶対に参加しろ!」とも「絶対に参加するな!」とは言いません。ここでは実際に受けてて感じたメリット/デメリットを並べておくのでそれらを比較した上で考えてみてください。

Stanford e-Japanを受けるメリット

最高なコミュニティ
コースの性質上(証明書がもらえるなど)海外大学進学を目指す生徒が多く集まっていて、同じパッションをもつ仲間が沢山できました。毎回zoomでの授業が2時ぐらいに終わって数人の生徒が部屋に残って色々話すのですが、そこで得られた情報は今でも自分の「海外大学進学」と自分の将来を考えるきっかけになりました。受け取った刺激の量もすごかったなぁ...

無料で得れる最高の学び

「ただより高い物はない」「安物買いの銭失い」なんていうことわざがありますがStanford e-Japanに関してはそれの反例だと考えた方がいいです。全額奨学金でカバーされる上に世界最高峰の教授の授業から最先端の学びの形を体験できる。そんなオンラインコースはStanford e-Japanしか知りません!!柳井財団様様ですね。

アメリカに対してものすごく詳しくなれる

上であげたことをどんどん学び続けるのでコースを受講していたら自然とアメリカ社会には詳しくなっています。本当に。自分がアメリカに2年間住んでいたときに学んだことよりも幅広い知識を得ることができましたし、今まで知ることもなかったジャンルの知識がつくためそれだけ「幅広く、深い」人間になることができます。一言で言えば最強の教養がつきます。

無限に鍛えられる英語力

このコース中で私は確実に20000語ほどディスカッションと最終論文と提出課題で英文を書いていたので、自分の考えが確実に伝わるように外に出すのが上手くなったと自覚しています。他の生徒が作るめっちゃくちゃかっこいい英文から学ぶことは多いですし、それに可能な限り近づこうと背伸びしたためライティングのスキルは格段に向上しました。また、リーディングやスピーキングはもちろん、リスニングも確実にいい変化がありました。

ディスカッション/課題/論文全てにくる優しく厳しいフィードバック

Stanford e-Japanを作ってくださっているWaka Takahashi Brown先生がいつも私たちの提出物に優しいコメントやフィードバックをつけてくれて、それが大きな励みになります。自分の改善点も浮かび上がるし、自分のアイデアが周りの仲間からだけじゃなくて先生からもブラッシュアップされるので指数関数的に成長することができます。

Stanford e-Japanを受けるデメリット

かなりの時間が必要

ちょうどコロナ禍の中にいたからこそなんとか乗り切れたもの、かなりの時間とやる気が必要なコースです。概算にはなりますが、最低限で一週間7時間(2時間の授業、1時間の課題、4時間のディスカッション)は必要でした。なおこれは「最低限で」です。僕はディスカッションで答えるためにリサーチも行ったり図書館にも行ったりしたのでかなり時間を使ったなぁって思っています。これから学校が再開していく中、自分にこのコースを完遂できるだけのキャパシティがあるかって聞かれたら厳しいと思います。ただ、ここで「厳しい」って言っているのは時間の管理が何よりも下手な人間なので見方によっては参考にならないことを頭に留めておいてください。

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Stanford e-Japanを挑戦するって決めた人へ

ここまで読んでStanford e-Japanに挑戦したい!!って思った方へ。僕なりのStanford e-Japanの乗り切り方をポイントで解説していきます!!!「乗り切り方」って言ってますけれども実際は「楽しみ方」だったりするので気楽に読んでみてください!
申し込みはこちらですよ....
https://spicestanford.smapply.io/prog/stanford_e-japan/

Stanford e-Japanの乗り切り方(選考)

Stanford e-Japanの選考で求められるのは2つの推薦状と自分で書く250文字のエッセイ。エッセイのテーマは変更がない限り「Stanford e-Japan に参加することに興味がある理由、および米国の社会や文化、あるいは日米関係について学びたい理由と、あなたがこのコースにどのようなユニークな経験や視点をもたらすかを説明する作文を書いてください。」ってテーマです。

私は推薦状は学校の校長先生と英語の先生に依頼しました。お2人が何を書いたのかは把握していないのですが、私の英語力についてと普段の学校生活について書いてくれたと信じています。本当にありがとうございました!

エッセイに関して言えば私が意識したのは大きく3つのポイント
・自分の原体験と参加することに興味がある理由の一貫性
・コースにもたらすユニークな経験と視点を明確にする
・なぜ学びたいかを明確に
を意識して書きました。これが最適解だとは思いませんし、おそらくもっといいやり方があると思うのですが、とりあえずこれが私が受かったエッセイで意識したポイントです。どのエッセイに関しても言えることですが、他の受験者からいかに自分のオリジナリティを出すかを意識してみるといいかもしれません!

合格通知が来たら次のステップに行きましょう!!

Stanford e-Japanの乗り切り方②(課題)

Stanford e-Japanでは上で説明した単元一つごとに一つの課題が出るのですが、大体1時間半で終わらすことができます。ただ、提出日直前にやるのは絶対にオススメしないです!ディスカッションに乗り遅れますし、自分自身へのストレスが大変なことになります。NEVER PROCRASTINATE!!!

もしできるのであれば時間があるときに先取りしてやっておくといいかもしれません。あらかじめ配られるシラバスに何をやるべきかは全て書かれているのでそれを参照すればカリキュラムの先取りができます。

また、この課題を受けるときにそのトピックに関するビデオをみるのですが、それに関しては内容をしっかり理解してからディスカッションと授業に臨むことをオススメします。これらの知識を身につけた上で参加するのが前提になっているので。

Stanford e-Japanの乗り切り方③(ディスカッション)

ここが一番大変な場所(だと私は思っています)。この掲示板でのディスカッションを楽しむには3つのポイントがあります。

①誰かの意見に返信するより自分で新しく書き込む。

僕だけかもしれませんが、すでにポストされた意見に返事をするよりも自分で新しく書き込んだ方がよっぽど楽です。自分が投稿したものには誰かしらが返事をしてくれますし、そこでディスカッションが起こるので難しいかもしれませんが、自分でポストしましょう!!本当にそっちの方が後々楽だったので。

②可能な限り早めに書き込む

使っているCANVASと言うプラットフォームの性質上、上から古い投稿順に並ぶようになっています。つまり、早めに書き込めば上の方に固定されてみんながコメントしてくれる。逆に遅く書き込めばずっと下の方をスクロールしてきた人しかコメントしてくれない...って現象が起こるので可能な限り早く書き込みましょう!!課題が終わったタイミングで最初の投稿をしちゃうのがいいかも。

③自分の伝えたいことをダイレクトに!

英語力でマウント取り合うようなしょーもないコミュニティでもないですし、高いレベルの英語を使ったら評価されるわけではないのでとにかく自分が伝えたいことを伝えることに重点を起きましょう!実際私が「文法間違ってるかもしれないからごめんよ...」って書き込んだら先生からのフィードバックで「私は文法ミスに関しては最終論文以外気にしないから大丈夫よ!」って言われてそれ以来細かいことを気にすることも少なくなり、書く時間が一気に早くなりました。伝わればいいんです、言語は。


Stanford e-Japanの乗り切り方④(最終論文)

ディスカッションが一番大変って言ったけど撤回させてください。これが一番大変です。時間をかけた自信はありますが、100%自分が満足するものを作れた自信がないのでそれの反省も込めて気をつけてほしい点を書きます。

①コース中トピックをずっと考えておく

エッセイのプロセスの中で自分が満足するトピックを見つけ出すのが一番重要なプロセスだと私は思います。自分が満足するトピックを見つけられないと筆も進まない(タイピングだけど)し、リサーチもはかどりません。そのため、それぞれの単元が終わるたびにどんなエッセイが書けるか常にアンテナを張っておくことをオススメします。ちなみにエッセイの半分はアメリカについてじゃなきゃいけないので日本についてだけの研究にならないように気をつけてください!

②Rough Draftを本気で書く

Rough Draftを本提出の1ヶ月前に出すことが求められていますが、これを全力で書くことをオススメします。先生が細かい添削を入れてくれるのはこれが最後ですし、この段階で可能な限り完成に近い状態を作っておくのがベストです!!また、このRough Draftは提出した順に添削が戻ってくるのでしっかり時間をかけて書きたい場合はRough Draftの提出日から2日前ぐらいに出すことをオススメします。

③いろんな人に見てもらう

一旦完成したらいろんな人に見てもらいましょう。自分の弱いところがどんどん浮かび上がってくるのでそれを直せばよりいいエッセイが出来上がります。このステップをRough draftの提出前にやればもっとよし。

って感じです!!!

終わりに

ここまで読みづらい文章を読んでくださってありがとうございます!これから質問などあったらコメント欄か僕のFBページにメッセージを送ってみてください!FAQをこのNoteでどんどん更新していくのでたまに覗いてみると新しい発見があるかも....あと、僕としてはこのコースをもっと色んな人に知ってほしい!!!って一心で書いているのでもし知り合いに興味ありそうな人がいたらぜひシェアしてください!!僕が大喜びします!!

もう一回書きます。申し込みはこちらです。https://spicestanford.smapply.io/prog/stanford_e-japan/
受けるか受けないかは貴方次第。だけど「チャンスの神様は前髪しかない」ってことを忘れないでください!

それではまた〜!!

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P.S 僕の志望校であるミネルバ大学を狙っている学生のコミュニティを作っています。入りたい方いたらリンクを踏んでみてください。

P.S私が作ったプロジェクトのFBページもチェックしてみてください!!

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