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仕事を辞める人の理由とは?

「従業員の退職」それは人材会社だけでなく、人事担当者にとっては悩みの種であり恐らく永遠つきまとうテーマ。その退職者は期間や季節などある一定のタイミングで訪れ、出ないに越したことはないが、やはり予備軍を含め実在するのが現実。本当のところどんな理由やきっかけで「退職」という道を選んでいるんでしょうか?
今回は退職に関する「理由ときっかけ」にスポットを当ててみましょう!

下図は2【エンジャパン】が公表した、2019年~過去3年間の退職理由(きっかけ)のアンケート結果である。

20190926_エン転職(退職のきっかけ)4

第1位:やりがい・達成感を感じない
どんなに頑張っても正当に評価されない、雑務ばかりやらされる、そもそも仕事を教えてもらえない・仕事が少ない(ひま)などが挙げられる。評価制度が不透明で評価基準が曖昧だったり、上司の太鼓持ちに長けている人が昇進しやすかったり、そもそも部下や新人に対してちゃんと仕事を説明できない上司がいるというのも理由の一つになっているようですね。。。
上記の内容などから「やりがい」を見出せないケースが増えている!?

第2位:給料が低かった
やはりここはテッパンといったところでしょうか。給料が低いと当然、満足度と同時に就業意欲が下がり転職を考えるきっかけになりますよね。誰しもが一度は経験があるのではないでしょうか。
たとえやりがい・達成感があったとしても、給料が低ければ経済的に考えても続けていくことが困難になるでしょう。

第3位:企業の将来性に疑問を感じたから
単純に業界や働いている会社の将来に不安を感じたからといった理由ですね。コロナ禍における現代において、安泰と言い切れる場所はないのかもしれません。しかし周囲は自分自身の人生に責任なんて負ってくれないので、手遅れになる前に・・・と考えるのは間違いではないでしょう。


上位3つを紹介しましたが、退職するにはある程度の共通点があります。
私も日頃、派遣スタッフを抱える中で「退職希望」は必ずあります。
2020年11月現在としての理由は「精神面における体調不良」が一番多い理由として聞いています。
ここまで挙げられた退職理由は、いずれも「会社として受け取った理由」であること。では、退職者本人が抱く本当の理由は果たして=(イコール)なのだろうか。

次回はその本音を探る「仕事を辞めたい本音と建前」について語ります。


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