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出た順!用語解説+オリジナル問題 カ行 か 【カルチャーショック】★ 日本語教育能力検定試験

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カルチャーショック → 海外移住っていろいろショックな経験するよね 帰国後も・・・

その他のキーワード

ハネムーン期、不適応期、回復期、適応期、リエントリーショック、移住、メンタルヘルス、U/Wカーブ

出題頻度 ★直近7年で4回以上・超重要項目

★直近7年で4回以上・超重要項目、☆☆☆直近7年で3回、☆☆直近7年で2回、☆直近7年で1回、〇直近7年で出題なし

ゆるっと定義

海外の文化に感じる違和感。
言葉には「ショック」という語があっても感じ方はひとそれぞれ。
ショック!と思う人もいれば、ストレス・・・と感じる場合もある。
しかも、自国に帰ってからもその違和感がある、という点も注意。
海外生活でストレスを感じている留学生を理解するうえで大切な考え方。

出題傾向と対策

カルチャーショックが、異文化に「適応」するための段階、という考え方が問われています。そもそも、適応する気がなく閉じこもっていれば、ショックもそれほどないわけで・・・。

Uカーブは異文化への移住後。Wカーブは、異文化への移住→帰国後、という違いの理解を問う問題がありました。

また、カルチャーショックを感じやすいのは3か月後以降、という説明もありました。

ハネムーン期:移住後 1週間~2か月
カルチャーショック期:移住後 3か月後~

出題年(令和2年~令和元年)

令和2年度 試験Ⅰ 問題8問1(Uカーブ、不適応)
令和元年度 試験Ⅲ 問題9問1(メンタルヘルス)
平成30年度 試験Ⅰ 問題8問3(Wカーブ)
平成28年度 試験Ⅰ 問題8問3(リエントリー・ショック)


オリジナル問題

「Wカーブ」に関する記述として最も適当なものを次の1~4の中から選べ。

1、異文化への移動後から帰国後の適応の変化を示したもの。
2、異文化への移動後から帰国後の不適応状態を示したもの。
3、異文化から帰国した後の周囲とのあつれきの度合いを示したもの。
4、異文化から帰国した後の適応の変化を示したもの。

ーー

答え 1
Wカーブとは、異文化への移動後と帰国した後、自文化への”適応”の変化を表した曲線です。

私も海外在住経験ありますが、今いる場所に適応したいからこそショック(ストレス)を感じるんですよね・・・


参考になるYoutube動画

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#日本語教育能力検定試験 #日本語教育 #過去問


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