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出た順!用語解説 ア行 い 【意味交渉】☆☆☆ 日本語教育能力検定試験

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インターアクション仮説(ロング)

出題頻度 ☆☆☆直近7年で3回

★ほぼ毎年・超重要項目、☆☆☆直近7年で3回、☆☆直近7年で2回、☆直近7年で1回、〇直近7年で出題なし

出題年(令和2年~平成26年)

平成30年度 試験Ⅲ 問題13解説 問4(インターアクション仮説)
平成28年度 試験Ⅰ 問題4問1(意味交渉)
平成26年度 試験Ⅰ 問題8問3、問4

ゆるっと定義

インターアクション仮説(ロング)で「やりとり」も重要と言われた。このやりとりは「意味交渉(意味のあるやりとり)」でないと意味がないということ。機械的なやりとりでは言葉を習得できない、やりとりに意味があることが重要、ということ。


明確化要求
相手に要求→
相手の言ったことが分かりにくく理解できない時に、明確にするよう求める確認チェック
相手に確認→
相手の言ったことを自分が正しく理解しているかどうか確認すること。
理解チェック
相手に確認→
自分の言ったことを相手が正しく理解しているかどうか確認すること。

つまり分かりやすく言い換えてみると・・・

子どもにおつかいに行ってもらう時にする会話
親  「おつかい行って来て!」
子ども  「え~!?・・(ぶつぶつ)・・」
親  「今なんて言った?(←明確化要求)
子ども  「・・・・今、テレビ見てるから、行きたくない・・・」
親 「何?おつかい行きたくないの?(←確認チェック)
じゃあ、お小遣いあげるから今すぐ行って来て」
子ども  「うん、じゃ、行く」
親 「じゃあ、ニンジンとピーマン買ってきて。
何買うかわかった?(←理解チェック)
子ども 「にんじんとピーマン。あとアイスもね!」
親 「はいはい。行ってらっしゃい」

出題傾向と対策

インターアクション仮説との関係で出題されます。

さらに、上記の「明確化要求」、「確認チェック」、「理解チェック」の違いを問うような問題も出てきましたので、しっかりチェックが必要です。

参考になるYoutube動画

https://www.youtube.com/watch?v=nH1xCR4Vq6Q


2:25あたりから、インターアクション仮説の説明があります。


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赤本、受験生の方々にはやっぱり最新の第五版がおすすめです。

#日本語教育能力検定試験 #日本語教育 #過去問


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