出た順!用語解説+オリジナル問題 ア行 い 【インターアクション仮説】★ 日本語教育能力検定試験
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インターアクション仮説(ロング提唱)→ 外国語習得には「やりとり」が重要
その他のキーワード
意味交渉(明確化要求・確認チェック・理解チェック)
関連:モニターモデル(クラッシェン)、アウトプット仮説(スウェイン)
出題頻度 ★ほぼ毎年・超重要項目
★ほぼ毎年・超重要項目、☆☆☆直近7年で3回、☆☆直近7年で2回、☆直近7年で1回、〇直近7年で出題なし
出題年(令和2年~平成26年)
令和2年度 試験Ⅰ 問題13 問5(意味交渉)
平成30年度 試験Ⅰ 問題4 問4(フィードバック・明確化要求)
平成30年度 試験Ⅲ 問題13 問4(意味交渉)
平成28年度 試験Ⅲ 問題13 問5(意味交渉)
平成26年度 試験Ⅰ 問題8問3(インターアクション仮説+インプット仮説)
ゆるっと定義
第二言語習得には、意味のある「インターアクション(やりとり)」が必要。さらに前提として「理解可能なインプット(i+1)」(クラッシェン)も、もちろん必要。
まずは、外国語で相手の言っていることを理解しよう!それから、こちらも相手の質問に答えたり、質問を返したり、意味のある会話をしよう!そうしないと、外国語ってやっぱ上達しないよね、ということ。
中学時代の「This is a pen」「Is this a pen?」は意味ないよ、ってこと。
出題傾向と対策
・こちらも超重要項目だけに、直接「インターアクション仮説」とは何か、意味を聞く問題はほぼ出てません。
・「インターアクション仮説」の中の「意味交渉」と関連した出題がありました。
・他にも、クラッシェンが提唱した「理解可能なインプット(i+1)」と関連して出題されています。「インターアクション(やりとり)」はクラッシェンの「モニターモデル」を補う仮説です。つまり、「外国語の意味を理解しただけでは話せない!意味のあるやりとりも大切」ということ。
オリジナル問題
参考になるYoutube動画
こちらは、モニターモデル(クラッシェン)→インターアクション仮説(ロング)、アウトプット仮説(スウェイン)の流れの説明が分かりやすいです。
仮説3兄弟、というネーミングも素晴らしい!
ももこ先生の解説はわかりやすく、頭に残りやすいです。
あと、今年受験の予定なら、赤本第5版がおすすめです。
サポートに感謝します!サポートいただいたお代は、教材や参考書購入費用、新しい日本語・外国語教育の開発費用に当てていきたいと思います。これからも良質のnoteを書き続けられるよう精進してまいります!