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Sig-Score. #21 『Stay Alive』

こんにちは。Sig-Rick.です。YouTube、ニコニコ動画にてボカロPやってます。
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今回も楽曲解説やっていきます。今回は21作目、『Stay Alive』です。まだ聴いていない方は以下のリンクからどうぞ。↓

この楽曲は「第23回プロセカNEXT」応募作品です。テーマは「ライブで盛り上がる曲」。自分にとってライブで盛り上がる曲といえば、ガンガンに頭を振ったり、こぶしを突き上げて歌ったりといったイメージなので、そういった曲を作ったつもりです。僕自身かなり好きな曲になったと思います。主なリファレンスはONE OK ROCKの『アンサイズニア』という楽曲です。マジでめちゃくちゃかっこいいので聴いてほしい。

久しぶりにゴリゴリのロックを書いた気がします。やっぱりこういう曲を書くのがいっちゃんおもしろい。そもそも「ライブで盛り上がる曲」というテーマが大前提にあったので、オーディエンスと一緒に歌う部分が欲しいよなあとか、ギターソロでブチ上げたいなあとか、そういうところは意識しましたが、そうなると必然的にこういう曲調になるんですよね。
しっかり自分好みに書けたと思う反面、このnoteを書きながら聴いてみて、反省点も少しあります。全体的にベースが強すぎるとか、シンセの音もう少しいじってもよかったなあとか。このへんは今後の課題ですね。

詞についてですが、こっちもかなり僕っぽい詞になっていると思います。自分の中でのロックって、「力強く生きていくこと」なんじゃないかなと思っているので、それが前面に出ている詞です。僕は人生に絶望したことがあるわけでもないし、死にたいと思ったこともほとんどないので、こういったメッセージ性の曲を書いても薄っぺらく聞こえるかもしれません。でも、だからこそ僕はこうした前向きな曲を書きたいと思うことが多いのかもしれません。
こういった曲は、作り手が聴き手に手を差し伸べるような、立場の差のようなものが出てしまう気もしますが、その壁のようなものを取っ払いたいというのも、狙いのひとつにあります。作り手が歌を届けることで聴き手が救われるというのはよくあるとは思いますが、作り手も聴き手と同じ人間です。作り手も聴き手と同じように悩み、苦しみ、やっとの思いで曲を生み出しているのです。そうして、聴き手の応援や感想で、作り手も救われているのです。だから、互いに頑張っていこう、一緒に力強く生きていこう、というメッセージをこの曲に込めています。(このへんは『ファンタズマ』や『真像』のときも似たようなことを書いたような。)

So don't cry 今はともに歌おう
It's gonna be alright 強く握り締めたなら
君はもうひとりじゃないから
僕がここで叫ぶから届いてほしいんだ
その声で応えてはくれないか
Just stay alive またひとつずつ進んでいこう

『Stay Alive』サビ

解説はこんなところでしょうか。総じて、かなり自分好みな作品になったんじゃないかなと思います。イラストや動画も素晴らしいものを作っていただけましたし。
ではでは。

-Credit-
サムネイルイラスト:しろらば! 様

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