見出し画像

【ベストアルバム】 2022年10月度

はじめに

昔話ばかり書いているのも何なので、毎月入手したアルバムの中からベストアルバムを紹介していきます。サブスクリプション&ストリーミングだと「毎月入手した」のはどういうことかという気もしますが、取りあえず「毎月ダウンロードした」を「毎月入手した」としようと思います。

「今月のベストアルバム」といっても、毎月何10枚も聴いている訳ではないので、あくまでも「コレ良かったよ〜」くらいの感じで、超ライト&主観的な感想を書くに留めることにします。

今月入手したアルバム

まずは、今月入手したアルバムのリストからです。今月は10枚のアルバムを入手しました。これ以外に、シングルや旧譜も何枚か入手していますが、リストには載せていません。

  1. Weather Alive (Beth Orton)

  2. Blue Rev (Alvvays)

  3. Anywhere But Here (Sorry)

  4. The Bible (Lambchop)

  5. The Hum Goes on Forever (The Wonder Years)

  6. Into The Blue (Broken Bells)

  7. Stumpwork (Dry Cleaning)

  8. Being Funny in A Foreign Language (The 1975)

  9. See You in The Star (The Lightening Seeds)

  10. The Car (Arctic Monkeys) 

今月のScrobble

過去30日間にMacとiPhoneで聴いた音楽をLast.fmにscrobbleした結果のチャートも載せておきます。scrobble数ってのが単純にアルバムの収録曲の再生回数の合計になっていないので何の数字なのかが今ひとつ謎ですが、取りあえずチャートっぽくなってるので貼っておきます。

Alex GとかThe Comet Is ComingとかYeah Yeah Yeahsとか、先月リリースのアルバムも入っているので、単純に月末で締めて上位10枚選ぶってのは「今月入手したアルバム」の聴いた回数リストを作るのは良いやり方ではなさそう。だけど、面倒なので、ひとまずこのままで。

2022年10月に聴いた回数の多いアルバムトップ10

今月のベストアルバム

今月は、"Blue Rev (Alvvays)"をセレクトしました。Alvvaysは2011年にカナダで結成されたバンドで、このアルバムは前作から5年ぶりとなる3rdアルバムです。

人懐っこいメロディを強みにした楽曲群はいわゆる「ドリーミー」ですが、完璧に作り込まれた夢の世界というよりは、ハンドメイドで作られた現実と夢の狭間のような感じ。女性ボーカルの前面に、シンセサイザーやディストーションギターの薄いベールを挟むことによって、ちょっとザラついた感じや物憂げさが良い感じに残った心地良さを感じさせてくれます。

全体としてはちょっとトゥーマッチなところもありますが、終盤には肩の力を抜きつつ深いオーケストレーションを構成した"Velveteen"や変化球気味のパワーポップ路線に舵を切った"Pomeranian Spinster"なんかもあって、ギリギリ最後まで飽きさせずに完走といったところ。

肌寒くなってきた今の時期にピッタリな一枚。オススメです。

おわりに

The 1975Alvvaysのどっちにするか迷いましたが、The 1975は色々なところで取り上げられるだろうということもあって、ちょっと恣意的ですがAlvvaysを選びました。

今月はArctic Monkeysの"The Cars"もリリースされましたが、残念ながら期待していた方向性ではありませんでした。まあ、随分前から方向性は変わっているので、今さら1stの頃の音を望むのは筋違いなことは百も承知なことを理解した上で、リアルタイムであの爆発力を体感した身にとっては、次もちょっぴり期待してしまったりします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?