[インド]Brooke Bond*TAJ MAHAL
インドに旅行に行った妹の彼氏殿からいただいた、まさに本場のお紅茶!
【 Brooke Bond(ブルックボンド) 】は1869年にイギリスのマンチェスターで立ち上げられたブランドなので、正式には英国のお茶なのかなとも思いましたが、中身は100%インド産のインド土産なので、今回はインドのお茶としてご紹介します(^ω^)
受け取った時に驚くほどずっしりしていたので、茶葉は一体どんな詰め方をされているのかと思いきや、箱と全く同じサイズのアルミパックの中にぎっしり圧縮されて入っておりました。
ただ、いただいたお茶は輸入品ではないためか、なんと産地や原材料などの情報はパッケージに記載がない…!?
唯一の情報は「RICH AND FLAVOURFUL」という一言。
量から察するに、ダージリンよりもアッサム説が濃厚だなと思いつつ袋の端を切って開くと、その瞬間にとっても芳醇で濃厚そうな香りが…!
ではまず水色をドン!
濃いですね~!
いかにもアッサムです。
茶葉にお湯を注いだ時、蒸らし終えてカップに注ぐ時にもミルクティーに合いそうなお紅茶らしい良い香りがしました◎
お味はと言いますと、水色に見合った深みのある濃厚な味わいに、飲んですくに感じられるくっきりとした渋みがありました。
このままでも十分に美味しいのですが、コク味もちゃんとあるので、これはミルクティーにしても確実に美味しいお紅茶です。
ということで、ミルクも投入!
こちらは3~4口いただいた後に、10㏄のミルクを加えた水色です。
完璧なミルクティー色です……個人的に、真っ白なミルクティーは「ミルクのお紅茶添え」のような雰囲気になってしまい好みではないので、このくらい水色のオリジナルカラーが残っていると美味しそうに見えますね◎
お味はもちろん美味!
ミルクと煮出してロイヤルミルクティーにしたり、スパイスを加えてチャイにしても良さそうです。
では続いて茶葉もドン!
青い茶葉もありますが、メインはCTC。
ということは、この子はほぼ間違いなくアッサム…!
不安なので調べましたが、やはりアッサムで間違いなさそうでした。
それでは、いつもの勝手に5段階レビュー!
★の数が多いほど、「しっかりと感じられた」という感想です。
※あくまでも個人的な感想で、善し悪しではありません!
※お紅茶選びの参考程度にご覧下さい。
※【 ブランド名 】《 商品名 》
Lf, Tb (リーフ, ティーバッグ)
○g, ○P (使用量, 使用個数) / ○min (蒸らし時間) / ○cc (熱湯の量) / ○℃ (熱湯の温度)
の表記です。
【 Brooke Bond 】《 TAJ MAHAL 》
Lf 3g / 3min / 150㏄ / 100℃
香り:★★★★☆ 深みのある濃厚な香り。
渋み:★★★★☆ くっきり主張のある渋み。
コク:★★★★☆ 少しすっきりとしたコク味。
水色:★★★★★ しっかりとした黒赤褐色。
朝のミルクティーやスコーンにも合いそうな、王道なお紅茶という印象でございます。
砂糖ラバーな夫はこのお紅茶をカップの3分の1くらい残し、角砂糖4つ分のお砂糖を入れてトルコスタイルでいただいておりましたが、それはそれで美味しかったそうです。
ひと口だけ分けてもらいましたが、個人的にはただのシロップでした。。。
ところでこちらのお紅茶、現地のインドでは《 TAJ MAHAL 》というシリーズとして、ティーバッグタイプのフレーバティーなども販売されているようです。
さらに、ムンバイにはなんと専門のティールームまであるご様子!!
詳細は公式のHPから確認できます♪
→Brooke Bond The Taj Mahal Tea House (ブルックボンド ザ タージマハル ティーハウス)
HPを見てみると分かるのですが、ティーハウスの運営はユニリーバ。
今は買収されてしまっていて、創業当時のままの【 Brooke Bond 】ではないそうです。
Red Label という名前もちらほら見受けられますが、こちらは【 Brooke Bond 】のセカンドラインといったところでしょうか。
↓要点だけまとめた簡易年表です。
1869年:【 Brooke Bond 】創業。
1903年:当時イギリス領だったインドで Red Label を設立。
1984年:ユニリーバにより買収。
現在は大手企業の一部となっているものの、日本国内では正直見たことがなかったお紅茶なので、インドやイギリスで見かけた際にはぜひお手に取ってみてください☆
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