子供との絵本時間は宝物。5~8歳向け5冊
共働きで頑張っていた頃、毎晩寝る前に絵本を読んであげたいと思いつつ、頼まれない限り、自分から進んで読むことはしていなかった私。
モデルの滝沢眞規子さんの「3人の子供たちがそれぞれ選んだ絵本を必ず毎晩読んであげる」というエピソードに衝撃を受けました。
私より遥かに忙しい人が3冊も読んでいる!と。ならば私にも2冊くらいは読めるだろうと、毎晩寝る前に絵本を読み始めました。
本当は早く寝たい、でも今では良き思い出
思い返すととても幸せな時間がよみがえります。
私の右側と左側に一人ずつ、可愛い我が子が寄り添って、私の読む話を聞いてくれている。
これ、今だからそう思えるのです。
絵本を読むのにたかが10分、されど10分。
早く寝かせたい、寝て欲しい、まだやることたくさんある!とか、えー、その絵本選ぶの?長いじゃないの・・・など、心の葛藤もありました。
余裕もなく、かなり頑張って読んでいましたけれど、今思い返せば良き時間でした。
絵本時間はじわじわと効いてくる
そして、この絵本時間。結構な効果があると思います。
上の子が6歳、下の子が1歳の頃から、毎晩始めたのですが、見事に本好きに成長しました。
上の子は、小・中学校の図書室は常連。
せっせと図書館へも通いました。
下の子は現在小3ですが、タブレットにポプラ社のYomokka!(よもっか!)が導入されており、3,800冊が読み放題。何冊読んだかわかりませんが、本人曰く1年半で500冊(300冊位じゃない?)読んだそう。
学校で友達とケンカしても、本があれば救われます。休み時間も本を読んでいればあっという間。
これは最強の友達です。
そして、世界も知識も広がります。
絵本を読んでくれたら録画しよう
下の子が5歳くらいの頃、私を真似して、絵本を読んでくれるようになりました。まだその位だと、動画を取っていても怒られません。しっかり録画。まぁ、可愛いこと!子供独特の声、舌足らずな、頑張って読もうとする真剣なまなざし。その動画に収められた我が子の読む姿は本当に宝物。
あぁ、なぜ上の子の時には撮影しなかったの、私。とにかく、最高に思いで深い動画になります。
5~8歳向けにおすすめの絵本
前書きが長くてすみません、絵本のご紹介です。
5歳からと言わず3歳くらいからでも大丈夫です。
毎日忙しい中でも1冊でもいいから、絵本時間が取れるといいと思います。
そして、その時間を楽しめますように。
「おまえうまそうだな」
作・絵:宮西達也 出版社:ポプラ社
愛情とは。最後にじーんときます。
パパが読むのにも最適です。
「たびするてんとうむし」
作:イザベル・シムレール、訳: 石津 ちひろ 出版社:岩波書店
卵を産む場所を探すてんとうむし。子供たちはワクワクドキドキ、大人はその絵の迫力に圧倒されます。
「ゆうかんなアイリーン」
作:ウィリアム スタイグ、訳:おがわ えつこ 出版社:らんか社
雪景色とともに。子供はそのストーリーに引き込まれますが、大人はえ?そもそも・・・とも思います。
「メチャクサ」
作:ジョナサン・アレン 訳:岩城 敏之 出版社:アスラン書房
タイトルが子供の期待を裏切りません。読む側も、何回読んでも面白いです。
「ぎょ! おどろきのしんかいぎょ」
写真:JAMSTECほか 監修:藤原義弘(JAMSTEC 海洋研究開発機構 地球環境部門)出版社:ひさかたチャイルド
写真絵本もいいですよね。深海魚、不思議な世界。
どなたかの参考になれば幸いです。