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苦手な人

誰しも、苦手だと思う人はいくらでもいると思いますが、私の苦手な人との間で気づいたことを綴ろうと思います。

最近、疎遠になった元職場の人と会う機会がありました。
私が一方的に苦手意識を持っていたのが原因です。


事あるごとに集まりを開こうとする、
いわゆる主催者気質(女性)

私はそもそも集まりが苦手で、嫌々行っていました。
最後はとうとう気持ちが体にも影響するようになって、
開催日前になると体調悪くなって何度も断るようになりました。


しかし、誘ってくる。
またか…と呆れるし、逆に尊敬するくらい。
聴くと、なにやら事情があったらしい。
それは仕方ない、一回行けば気が済むだろう、
申し訳ないという気持ちもあったのでいきました。
集まったのは3人。

行ってみて、2点ほど分かったことがあります。


一つは、長時間集まるなら3人までが限度だということ
以前、4人で会ったら何も喋れませんでした。

そして二つ目。
私は、久々に会うと出る女性特有の

「最近、どうなの?」

が苦手。


この「どう?」の中身。
どう過ごしてるか?を意味しているけど
女性の場合はその中に『男性関係(恋愛)』
を含めている人が多い。

「最近、どうなの?」
「うん、相変わらずだよ〜!そういえばこないだバイト先でさ〜」

といったところで、

「いい人とかいないの?」

という話につながる人が多い。

その人は特に、そういう話の食いつきが1番すごいし、なかった時や他の話はあからさまに食いつきが弱い。
わかりやすい…


そしていろんな人の現状をその都度聞いて、いまどの人がどの段階かを知りたい、噂好きというか

〇〇はいま彼氏と別れたらしい  だの
△△は同棲中らしい       だの
□□は結婚したけど旦那さんが…   だの


芸能人相手ならまだ理解はできるけど、私としては
知ったところで「???」と甚だ疑問に思う。
そもそも人のプライバシーな個人的なことを
しかも本人のいないところで広めるのは自分なら嫌だし理解ができない。

しかし、その人にとっては、最も気になる事柄で、
そしてそれをさらに誰かに共有したいらしい。


そういう人に自分のことを話すと、広がるのはお約束。
職場が同じ時は絶対に言わないようにしていた。


今回は、しばらく会わないし、会うつもりもないし、
また聞かれるのが面倒なので、色々ぶっちゃけた。
私のいないところで広めるだろうけど、広めたくても事情が事情だから簡単には周りに言えないことも利用した。それでも広めるだろうけど〜

きっと、そういう人は
『私』に興味があるわけではない
自分の知ってる人に『何かあり、どんな状況か(男性関係)』

それが1番重要なのだろう。
でも、私は

『私』に興味を持って欲しいし、
『私』の話がしたいし聞いて欲しい

だから苦手だった。


私は その人に何が起きたか より、
どんな考えを持って生きているかの方が興味がある。
例えば、その行動をするまでに至る心情とか、起きてからどう思ったのかの「過程、心理、葛藤」の方が聞きたいのです。


苦手意識を持ったら、
私はこの人の何が苦手なのかな?に気づくと、
また自分を知れるし、ストレス回避できると思うような、気づきでした。


人と話すと、
この人はどこに興味があるか?というのはよく分かる。
だからこそ面白いと思うけど、
「人」に興味をもつこと、その人がどんな考えを持っているのか話を聞くことは大事だなと
反面教師になったし、苦手な人に会うことで、また一つ自分を知る勉強になりました。

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