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My favorite person's name is MAGORIUM.

私には”お気に入りのおじさん”がいる。

お気に入りのおじさん。そうそれは、人生の目標となる人のこと。こんな年のとり方をしたいと心から思える先人。

そんな先人の1人が、マゴリアムおじさんだ。

「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋(Mr.Magorium's Wonder Emporium)」という映画に出てくる243歳のおじさん。(おじさん越えてお爺ちゃん越えてお爺さん越えてお爺様越えてお爺殿くらいの年齢)

精巧な映画批評をする気はさらさらないのでスパッと言うと、この映画はとっても可笑しい。おかしい、ではなく、可笑しい。これに尽きる。

そんな映画の主人公を努める我らがマゴリアムおじさんは、言わずもがな、とにかく非常識極まりない。老害といういやーな言葉を使う人がいるが、243歳のこのご老人は、その目にどう映るだろうか。”害”の定義に悩み、夜眠れなくなると私は思う。

お気に入りポイントはとにかくここ。非常識であること。私は非常識が大好物だ。

言っておくがここでいう非常識は、常識がない人を指している訳ではない。常識を理解した上で、無意識な信念のもとで非・常識を選択して生きている人のことである。

私は、夢は非常識から生まれ、非常識の中で育つと思っている。だから定期的にマゴリアムおじさんに会いに行く。日常をワクワクでいっぱいにするために。

とにかく1人でも多くの人にマゴリアムおじさんと出会って欲しい。特に、人生に絶望したり環境に不満がある人には、必ずや心に響く台詞があるはずだ。まぁ何も考えなくてもただただ可笑しく楽しめる映画なので、まずは気張らず再生ボタンを押して欲しい。

非常識という観点だけでなく、この映画にはたくさんの人のたくさんの思いが込められている。映画ってそういうものだもんね。語るより観るが易し。

マゴリアムおじさんとの出会いが、誰かの人生のスパイスになりますように。

曲も最高にワクワク。


Fin.
麻裕


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