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捨てないで!レモンを皮まで楽しむ6つの方法

もうすぐ夏本番で屋外は暑く、室内はクーラーで冷えて、温度の変化に体調を崩しやすい時期に。そんなとき、胃腸を温めて代謝を上げ、身体の老廃物を排泄するのを助けてくれるホットレモンウォーター。身体が吸収しやすい朝に飲むと、レモンのビタミンCをたっぷり吸収できて美容効果もあり、簡単にできるセルフケア。すでにマイルーティーンに取り入れていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

白湯にレモンを絞ったり、皮ごといれたりして飲みますが、そこで気になるのは最後に残った皮や果肉。栄養たっぷりのレモンの皮や果肉を捨ててしまうのはもったいないし、生ゴミはできるだけ減らしたいですよね。そこで今回は、そんなレモンの残った部分を利用する素敵なテクニックをご紹介します。

※レモンの皮を入れる時は、しっかりと農薬を落として下さい。簡単な落とし方は、レモンに塩をつけてこすりながら洗い、そのあと水で洗い流して下さい。

●お料理編

最後まで食べて、栄養を取り入れたい!という方におすすめの方法です。

・はちみつ漬け
余った皮や果肉を細かくみじん切りにして、瓶やメイソンジャーなどのお好きな容器に入れます。皮がひたひたになるまではちみつを入れたら完成! 冷蔵庫で何日か寝かせると、レモンとはちみつがよく混ざって深みが出ます。
紅茶やソーダ、ヨーグルトなどに入れると美味しいですよ。

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・レモンピール
マカロンやマフィンなどのお菓子作りによく使われるレモンピール。
チョコがけにしたり、お砂糖をまぶしたりして、そのままスイーツとして食べても美味しいです。

作り方:
①たっぷりの水を沸騰させた鍋に、レモンの皮を入れ、30秒ほど茹でて取り出します。
②実や白い部分をくり抜き、皮だけにしたら、千切りにし、もう一度たっぷりの水が入った鍋に入れ、沸騰したらザルにあげます。苦味を取るため、これをもう一度行います。
③ザルにあげた皮の重さを計り、その半分の重さのグラニュー糖と少量のレモン汁用意する。
④皮を鍋に入れ、皮が浸るくらいの水を足して、弱火で煮る。
⑤やわらくなったら、3で用意したグラニュー糖とレモン汁を加え、さらに10分煮る。
⑥水分が飛んだらできあがり。

 ②でくり抜いた実は、コンポストすることで全てムダなく使えます◎

●お掃除編

レモンには殺菌、消臭、除菌効果のあるクエン酸と、油を溶解する働きのあるリモネンが含まれています。そのため、お掃除アイテムとして大活躍!

・電子レンジの掃除
汚れや油が飛び散ってしまい、なかなかキレイに掃除しにくい電子レンジ。そんなしつこい汚れも、レモンで解決できます。
水とレモンの皮や余った部分を耐熱容器に入れて5分ほどレンジで温めると、レモン成分が含まれた蒸気がレンジ内の汚れを浮かせてくれます。容器を取り出して、中を布やタオルで拭き取ると、簡単にキレイになります。

・銅製品を磨く
鈍くなった銅製品も、レモンがあれば元のキレイさを取り戻せます!
使ってすぐのまだ果肉が残っているレモンの皮を使います。果肉側に塩をしっかりめにかけ、皮側を掴んで、気になるところを磨く。最後に温かい水で流して、布で優しく拭いてあげると本来の美しさを取り戻し、ピカピカに!

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残ったレモンの皮を集めて、ホワイトビネガーを入れたビンや蓋の閉まる容器に入れ、1-2週間ほど置いておきます。容器内の水をスプレーボトルの半分まで入れる。残りの半分に水を入れてミックスすれば完成。冷蔵庫の中、台所、フローリングなど、どこでも使える万能お掃除スプレーの完成です。ローズマリーやエッセンシャルオイルなどを加えることで、香りが和らげたり、自分好みの香りに調節できます。

●虫除け編

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実はほとんどの虫がレモンの酸が嫌い。なので、虫喰いが気になるクローゼットやタンス、アリが気になる出窓などに、スライスしたレモンの皮を置いておくと、虫除けになります。

おすすめの保存法
レモンを一度に丸々一個使わない時は、水を入れた密閉容器に、切りさしのレモンを入れて保存すると、プラスチックラップなどを使わなくても新鮮に長く保存できるので、ぜひ試してみて下さいね。


いつもは捨ててしまったり、レモンの皮も色々なアレンジができると思うとワクワクしますよね。こうして楽しみながらムダをなくす生活に、少しずつみんなでチャレンジしていきましょう。

TEXT & PHOTO: Marie Yamamoto EDIT: Hiroco Ryugo, Asuka Cali
2020年8月13日投稿(アーカイブ)

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