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第14課 初めて投資をする方法

1. 本課は、初めて投資をするときの心構えに関する内容です。
この記事では、具体的に「株価」「企業の純利益」「PBR」「事業内容」などの検討すべき項目を挙げたり、それらの個々の項目について解説するものではありません。
2. 株式購入で検討すべき項目については、例えばこちらのサイトをご覧ください。
・参考資料: 投資を検討する際に必ず見ておくべき情報
本課ではこちらのサイトのURLを掲載していますが、これ以外にもいろいろなサイトがあります。
どのサイトを参照しても構いません。
3. 注意点: 本課を参照して投資して損害が出た場合、本記事の著者は一切の責任を負いません。
投資はみなさんの自己責任でお願いします。


[導入]

この記事では、株購入の際に検討すべき項目についてある程度考えたものの、以下のような不安を持ち、株式の購入に至れない方々におすすめです。
「自分の検討内容に間違いがあるかもしれない」
「株を買ったはいいけど、損をするかもしれない」
「投資先の会社が倒産したら、どうしよう」

これがまさに、この記事のタイトルを「初めて投資をする方法」にした理由です。
冒頭に記載した通り、株の購入に際して考えるべきことは、まあまあたくさんあります。
ですが、おそらく株の購入を阻害している大きな要因の1つが、上記の不安だと思われます。
少なくとも、筆者はそう考えています。

この不安を取り除く方法が、本課の狙いです。


[方法-本課の結論]

早速結論です。必要なことをみなさん自身で調べた後、最後に以下「結論」のことを考えてください。

結論: みなさんが検討中の投資先企業は、以下の点で優良かどうか、みなさん自身で決めてください。
1. あなたが死ぬまでの間に、その投資先企業が倒産する可能性はどのくらいか?
→ みなさまの考えた結果が以下であれば、その企業は優良です。
・倒産の可能性は、ごくわずか
・倒産の可能性は、ゼロ
2. みなさんの勤め先がなくなる可能性と、その投資先企業が倒産する可能性は、どちらが高いか?
→ みなさまの考えた結果が以下であれば、その企業は優良です。
・勤め先がなくなる可能性と、その投資先企業が倒産する可能性は、同程度
・自分の勤め先がなくなる可能性の方が、その投資先企業が倒産する可能性よりも高い。
3. その投資先企業は、あなたよりも年上か、年下か?
→ 同年代、または年上であれば、優良です。
4. その投資先企業に何か大きな問題が発生しているか?
→ 発生していなければ、優良です。

上記のうち、いずれかが「優良」であれば、基本的にその投資先企業に投資しても大丈夫です。
どの企業にも大なり小なり問題はあります。それが著しい損害を企業自身にもたらすものでなければ、基本的にその企業は存続するはずです。
例えどこかに買収されるようなことがあったとしても、株式交換などで買収する側の親会社の株に切り替わるなど、損をしない仕組みができあがっています。
・参考資料: 【要注意】上場廃止となった株はどうなる?注意点と対処法の全て


[補足]

1. 資金に余裕があれば、分散投資の一環で複数の会社の株を保有すると、効果的です。
2. 私自身上記の方法を使って投資を繰り返し、ある程度の資産を保有しています。
配当は月々の小遣いの足しになる程度ですが…


[最後に]

せっかくのお金を銀行に眠らせておくのはもったいないので、積極的に投資を繰り返すと、効果的に蓄財ができると思います。

また、投資判断で迷うこと、心配なことがあれば、ぜひ本マガジンの記事をご参照ください。こちらのマガジンには、私が長年にわたり培った投資における考え方、思考法、物の見方に関する記事を掲載しています。


追記, 2021/3/13:
以前、日産自動車の株式を購入いたしました。以下の記事では、購入に至るまでの思考を紹介しています。
こちらも併せて参考にしてみてください。

上記で購入した日産自動車の株式のその後については、以下の記事をご参照ください。


注記: こちらはこの記事の動画版です。
音声で聞きたい方は、こちらをご視聴ください。


以上になります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。


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