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ココロの違和感を無視しないで。それはセクハラです。

もし会社で「これってセクハラ?」を言われたり受けた人が居たら、その違和感はガマンしないで欲しいです。


前の記事でも書いたように、私は上司からセクハラを受けた。
身体を触られたわけでも、抱かせろなど卑猥な言葉を言われたわけではない。
(まあそれ近い発言はあったけど。)

ん…?それって…

違和感はあった。

私の気にしすぎかもしれない。
上司と険悪になりたくない。
スルーした。
愛想笑いでその場をしのいだ。

向こうは「これくらいなら言っても大丈夫」と判断したのだろう。度重なる発言。
それどころか内容の気持ち悪さが増してくる。

違和感から警戒心。

次第に“要注意人物”として警戒する。
距離を取ろうとするが、上司なので接点をゼロには出来ない。どうしても業務上のコミュニケーションは必要。
私のように上司からセクハラ受けた人は、なんとか最低限のコミュニケーションにしようと頑張ると思う。けどその努力は伝わらないと思った方がいい。
実際私の上司は「うちたまこさんの機嫌を損ねたかな?」と仲直りしようとズカズカ距離を縮めようとしてきた。

もはや嫌悪感。恐怖。

こっちの必死の努力なんて伝わらない。けれど一瞬でも隙や心を許したと勘違いさせると、一気に突っ込んでくる。油断できない。

“上司を避けること”にエネルギーを取られ、日々の業務に集中できなくなっていた。
そうなると仕事も遅れ、心身疲れ、負のサイクル突入。

身体のバランスを崩した。
生理が乱れた。
血液検査の結果、ストレス反応が出た。

家に帰って、自分の身体を抱きしめた。
申し訳なかった。

ごめんね、こんなに苦しかったんだね…

私以外男性の男社会。
周りに相談できていなかった。
自分の身は自分で守るしかない、って。
けど限界。

別の上司に相談、本人に伝えてもらうことになった。セクハラは止まった。
本人に自覚が無かったようだ。

セクハラはもちろん相手が100%悪い。
悪気が無くても、受けた側が“イヤ”って不快に感じたらそれはOUT。自分に引け目や責任を感じることは一切ない。もし違和感を感じていたら、それはガマンしないで欲しい。

友達や周りに相談して「そんなこと言われたくらいで」は気にしないで。一人一人価値観も受け止め方、環境も違う。

大切なのは、
あなたがイヤって思うかどうか。

ストレスは蓄積し、自分の知らないところで身体が悲鳴をあげてしまう。

上司に「それってセクハラですよ」って言えたらいいけど、かなりの勇気がいる。だから周りの信用できる人に救いを求めてみて。助けてくれる人は絶対いる。

私はこの“信用できる”を間違えて裏切られた笑
それについては長くなるのでまた今度。
けど、助けてくれる人は出てきた。

自分のココロが正しい。
自分のカラダを大切に。

こういう経験してる人、悩んでる人いっぱいいるんだろうな。どうにかしたいよね。




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