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生徒は掃除をしない

オーストラリアでは生徒が学校の掃除をすることはありません。掃除はクリーナーとかジャニターと呼ばれる清掃員の人たちがやります。毎日、大きな機械でごみを集めている姿を見ます。生徒が登校する前の早朝や下校した後の夕方です。オーストラリアではお小遣い稼ぎでもないのに子どもが掃除をするなんて考えられないようです。トイレの掃除などもあり得ないと言われます。

だからなのかはわかりませんが学校でもごみに無頓着な生徒が多い気がします。特にランチのあとはあちこちにゴミが散らかっていますがだれも気にする様子がありません。ごみが落ちていても平気です。落ちているごみを拾う生徒も見たことがありません。教師もそれほど厳しく言わないようです。清掃員がきれいにするという意識がどこかにあるのでしょうか。役割分担の意識なのかもしれませんが私には何となく違和感があります。

午前中の中庭にはゴミが見当たりませんが…
昼食後はゴミが落ちています。
そして生徒が返ったあと清掃員(向こうに見える人)が掃除をします。
ゴミをあさる鳥がたくさん集まってきます。

ゴミの処理に無頓着な生徒は多いです。リンゴの芯やバナナの皮などが投げ捨てられていて、それをついばむ鳥がたくさんやってきます。鳥たちには最高のごちそうですがあちこちにゴミが散らかっていることには疑問を感じます。その点日本の給食指導や清掃指導はしっかりしているのではないでしょうか。


日本の学校の清掃活動は諸外国からも注目されているようですが、自分たちの学校を自分たちできれいにするのはよいことだと私は思います。さぼる生徒を指導するのは大変ですが。
            
  
 

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