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土壌診断 pHとECの測定にかかる費用の比較編 +土壌診断依頼料金

 園芸で肥料を入れるとき頼りになるのがpHやECといった土壌の状態を表す指標です。これらをはかれる機器は種類も値段もたくさんあって比較するのが大変だったので表にまとめました。
 掲載した基準の一つ目はその機器を製造した会社のページがあり、その説明があるもの。初めて購入する初心者はすでに持っている機器と性能を比較して評価することができないので、しっかりとした情報源を得られることを重視しました。
 二つ目はpHやECを測定する道具の値段は高額なものだと十数万円以上する物もあるので、できるだけ一定価額以下のものを選定しました。また値段は比較のためメーカーの希望小売価格でのせてあり、数千円から三万円くらいになっています。おすすめのpHとEC両方を測れる器械(三万円程度)を作っているメーカーには自社でしか販売していないところもあるのでぜひページも見てみてください。自社製品の検証を公開している会社もあるので参考になるかとおもいます。また、pH(KCl)を研究している方の話では手早く測定するには小数点2桁程度の精度が必要だとのことなので見るときは評価項目の最小単位に着目するとよいでしょう。
 ただしnoteは残念ながら表計算ファイルをサポートしていないので並び替えが出来ません。エクセルなどにコピーするか下記のスプレッドシートを利用してください。
 くわえて一般的な土壌診断の依頼料金の比較表もつけました。こちらを数値で測定できる器械は高額かつ通常の栽培では大きく変化しない項目も多いので一度は依頼してみることをおすすめします。
 この記事は土壌のpHやECについてすでに理解している方向けです。なので詳しい解説はありません。そちらについても知りたい方は後ほど公開予定のpHとEC測定でわかることもよろしくお願いします。


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