動画編集の単価アップのタイミング
今回は自分の経験から基づいた案件1本の単価アップのタイミングと交渉を書こうと思います。
このNoteが少しでも皆さんのお役に立てればと思いますので今後の励みになることも兼ねてフォローといいねを押してくださいね。基本的に有料にする気はありませんので。
①しばらく連絡してこなかったクライアント
これは簡単です。
動画自体を実際の利益にしようとしてないお客さんです。
設備の説明動画だったり、個人的な編集だったり。
関西の設備会社さんで最初はショート動画1件800円とかでした。
今思うとビビります。
1年連絡がなく社員の送別会の動画を作成してほしいという依頼がありました。
そこで私はもう当時の金額では受けてないんですよと伝え、その後1件2000円ですと伝えました。
そんなに考える感じでもなく2000円でいいですと回答いただきました。
そりゃそうですよねスライドショーの動画といえどもまだ激安です。
そこから何件か依頼ありましたが1年で5、6件です。
そうしてまた3月あたりに送別動画の依頼がありました。
そしてまたもう金額上がってましてと伝え、1件5000円ですと伝え、快くOKももらいました。
客先の写真選定のミスもちゃんと追加費用いただくこともでき、最初の頃から約7倍弱に単価を上げることに成功。編集は大体1時間くらいで終わります。ただのスライドショーなので。
②客先の不義理で単価アップ
比較的大きな会社だと、社長ではなく担当社員の方とやり取りすることが多いのですが、その場合その担当社員が退職して担当が変わる時があります。
その際、その変わった担当の社員があまりにも不義理なことをいたしました。
例えば、まず連絡が基本的に遅いです。2週間連絡がないのは当たり前で、最悪2ヶ月納品してから連絡がない時もありました。
さらにとんでもないことに、2ヶ月前に撮影したものなので脚注で2ヶ月前に撮影したといれてくださいと言ってきて私はブチ切れました。
まず2ヶ月連絡がなかったのはそちらの都合であり私には落ち度はない。そもそもすぐ確認してアップできていればそんな無駄な修正をする必要もなかった。編集者を何だと思っているのか。こちらにも仕事を選ぶ権利がある。今後このようなことが続くのであれば別の編集者を探すか単価をアップしていただかないと金輪際一歳受け付けないとブチ切れました。
まぁ割と一か八かです。ただ切られてもいいと思って発言しているので私もかなり強気です。
ただこの担当の感じを考えると、おそらく別の編集者を探すのは時間的にないしかなりめんどくさい作業になると考えるだろうなと踏んだ私は、賭けに出たのです。
その賭けはうまくいき、単価がアップしました。
担当の方からの謝罪もしっかりいただけました。その修正は文字を追加するだけなのでこちらで行うということと単価アップもしていただけました。
YouTube1本9000税込から12000円税別になりました。約4000円アップですね。それでもまだ安いんですけどね。
③片手間でやることの難しさをわからせる
そしてまた担当が変わり、その方はかなり気を使ってくれていたので私もその金額で2年くらい編集を受けていましたが、その方がとある事情で休職することに。
一抹の不安を感じたのですが、その理由が動画業務と通常業務を任されていて精神的に辛いというものでした。
それはそうですよね、企画撮影まで行って、アップまでやりながら通常業務はアタオカレベルだと思います。
その件で一度会社までお伺いしますということで挨拶に。
ちょうど東京出張の日程に合わせてもらって、色々話を聞いて、その方の味方になることに専念しました。というより事実無茶なんですけどね。
その際にそこの会社の社長様に名刺を頂いて次の打ち合わせで社長様同席でMTをすることに。
その際担当者はまた変わって2名体制になりました。
増えたところであんまり意味はないんですがね。
その際に、YouTubeを活用してこんなことを発信していきたいなど社長様の想いをヒアリングして、動画1本作るのにこれだけの工程があり、片手間では無理なんですよと伝え、であればできるだけ御社の社員さんの負担を軽くしたいと思っているので企画の部分に入らせてくださいという話と動画の切り抜きをショートでTikTokなどにも投稿しましょうと提案。
企画打ち合わせと簡単な資料作成で1件5000円のアップ。
動画については基本的な本数アップと10分以内12000円でそこから長くなる分だけ追加をいただくという話と切り抜きは1本につき2000円で1つ作るという話でまとまりました。
切り抜きなんて切り抜いて縦にしてテキスト加えるだけなんで15分あればできます。
実質基本単価は上がっていないですが、その他の仕事を増やしたパターンですね。
④単純にSNSを使ってリーチを増やしていきましょうと営業
単価が上がったわけではないですが、動画本数の増加とSNSの運営の話を持っていきました。SNS運営なんてできるのかと思いますが、こっちも素人なので、格安でやりますと営業をかけました。SNS運用は毎月固定で仕事があるものなので、Chat GPTの勉強がてらやろうと思い営業かけたらうまくいったパターンですね。
もちろんそれなりに勉強しています。
毎月3万円前後だったのが経費引いて5万円くらいになってます。大体1日で終わる作業です。動画に関しては途中で減らされましたが、ここの編集に関してはもう外注してるのでそこまで気にしなかったです。
⑤撮影という付加価値をつけることによる単価アップ
個人のお客様ですが、昔18000円(税込)くらいでEC広告動画を作っていました。
その方が最近また色々案件ふっていただけるようになって同じく商品広告の動画を依頼していただきました。その中で商品がガジェットなんですが、実際に使用しているシーンを撮影してわかりやすく信頼感を獲得していきましょうと言って1本25000円(税別)で通りました。
実際に家で撮影できるので気軽に単価アップできましたね。
その方は本当に言い方で、売れたらボーナスもっと支払いますと言ってくれたりしました。
普段はあんまりそうゆうことは信じないタイプなのですが、今回はまだ損益分岐点超えてないのに関わらず月100件売れたのはあなたのおかげなのでボーナスで1万円追加でお支払いさせて欲しいと言ってくれたり、普段からお世話になってるのでプライムデーということで5000円まで好きな商品送りますと言ってくれたりしました。
いや神か。
ただ恩はあんまり作っておきたくないタチなので追加ボーナスはまだ必要ないですと断っているところです。
以上、私が経験した単価アップの過程を書きました。
まとめると
①自分がもう切ってもいいなと思ったタイミング
②担当が変わるタイミング
③付加価値をつけれる提案ができるタイミング
④あんまり連絡してこない客の突然の連絡タイミング
このあたりかなと思いました。
私はかなり強気な性格なので、結構突っ走ることが多々ありますが、何ごとも弱気だと損をすると考えています。
私の真似をして必ずうまくいくとは限りませんのでその点だけはご注意下さい。
真似してきられた!責任を取れと言われても責任は取れませんしそれはあなたの責任です。
皆さんがちゃんと食っていけるようになることを願っております。
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