支援メモ📝【遊んであげるは遊びじゃない 休みにはならない】
【子どもに人生を捧げる生き方は何かちがう】との思いから子育て療育とは別に、趣味のアート活動にも精力的に取り組んでいます。もちろん両立はたいへんですが、
子どもはクリエイティブのかたまりみたいなものですから共通する点も多く、まんざら苦でもありません。
他にもやりたいことがたくさんあるのに、その気持ちにぜんぶフタをして、人生犠牲にしながら子育て療育しているご夫婦福祉関係者のかたを多くお見受けしますが、やはりそれはどこか無理が生じると感じます。お子様にとってもご自身にとっても、けっして健全ではないでしょう。いまは大丈夫でも息抜きできないストレスが山積してしまって、近いうち大切にしているはずのお子様にまで当たってしまう可能性さえあります。
これではお互いに損です。
やりたいことが子どもとまったく同じということになれば、なにもストレスを感じないかもしれませんが、大人と子どもの思考回路が変わらないということはあり得ませんから、どうしても良識ある大人から歩み寄りが必要となります。アニメや音楽など趣味が子どもと共通することはあり得ますが、感じ方楽しみ方はずいぶん異なるでしょう。やはり大人から合わせに行くはずです。
このように子育て療育において遊びは欠かせませんが、大人も一緒に気兼ねなく遊ぶとなるとなかなかそううまくもいきません。安全面に苦慮したり、時間を大人が仕切ったりしないといけないからです。子どもが安心安全に遊ぶためには、どうしても責任ある大人が管理しなくてはなりません。余程の人でないとそうそう無邪気に遊んでいられるものではないはずです。
さて、どうしたものか。
そこでわたしから提案なのですが、ライフサイクルのなかに趣味を別として取り入れてみてはいかがでしょう。子どもも喜びそうな共通の趣味が発見できればベストですが、無理して子どもに合わせなくてもかまいません。大人の嗜みは大人の嗜みとして別に興じれば良いのです。子どもとは子どもの遊びをし、子どもが飽きたり遊び疲れて寝静まってる時間に、趣味に徹すれば問題ありません。
仕事が忙しくそんな時間はないとお嘆きの方は、ぜひ国の福祉制度を検討してみてください。けっして自分ひとりで子どもの面倒を見ようとしないほうが良いです。繰り返しになりますが、それはかならず無理が生じます。
こうした国の福祉制度で育児者看護者がリフレッシュすることを福祉の専門用語で、【レスパイト 】と言いますが、一時育児療育をはなれ趣味の時間を過ごすことで、より育児療育に専念できるようになります。
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