見出し画像

超獣戦隊ライブマン、第47話「千点頭脳!マゼンダ!!🤖」

「マゼンダ……真人間に戻ってくれ、、、。こんな俺のせめてものメッセージだ……。」

キーワードは「立ち止まる事の大切さ」
 千点頭脳になる為、切磋琢磨するドクターケンプとドクターマゼンダ。
マゼンダは自身の夢を頭脳獣とする技術を開発、頭脳獣アクムヅノーでライブマン達を窮地に追い込む。
そんなマゼンダにビアスは千点頭脳の称号を授ける。しかし、その千点頭脳はビアスに捧げる脳を育てる為の点数だった。
そして、マゼンダの脳を奪おうと忍び寄るガッシュ、、、。
豪はそんなガッシュの銃口から、マゼンダを身を呈して守る。冒頭のセリフはそんなガッシュの銃口から身を守った豪の言葉である。
その後、マゼンダは崖に追い詰められ、自らの脳をマシンに変換させるのだが、その行為はビアスの逆鱗に触れ、致命傷を受ける攻撃を受け、尊い命を終える……。
今回の神セリフは、死を迎えるマゼンダが豪に告げた、セリフから。

「豪……お前が羨ましい。、、、人間に戻れて……。だが、私は自分の才能を伸ばす為だけに自らもメカになってしまった。人より優れている所を見せたいだけに……。、、、海、、、空、、、こんなに綺麗だったとは……知らなかった。……愚かな事だ。もう二度と元へは戻れない。……もう二度と……さよ、、、なら。」by.ドクターマゼンダ

何かに熱中している時、本人は回りが見えていない。それは善悪全ての事に通じていると私は思う。
“志望校に合格する為”、はたまた……“不倫をしている時”。
前者は自分が頑張ってるから……と、回りのサポートに感謝することが見えてこず。
後者は自分を支えてくれてきた配偶者や子供達の事が考えられなくなる。

マゼンダはどうだっただろう、、、?

自然の色や温かさ、そして自分自身の命の尊さを彼女は見失っていた。

もし、立ち止まる事が走ってる途中で出来ていたら。

もし、立ち止まって回りを客観視する事ができていたら…。

彼女の運勢は変わっていたかもしれない。

間違った方向から修正させなかったビアスの洗脳……。もし、彼女に正しい方向へ導いてくれる友人が居たら……。

もし、“自分が良ければ良い”と思って人生を突っ走っている人は、一度で良いから立ち止まる勇気を振り絞って欲しい。

きっと、自分を客観的に見ることができ、謝った道も修正ができるかと思う、、、。取り返しのつかない場所に行く前に……。

マゼンダは豪という仲間からの忠告を素直に聞く事ができなかった。
スーパーライブロボが唯一倒せなかった頭脳獣を作ることができた頭脳に“素直さ”が加わっていたら、、、。
タラレバにはなってしまうが、マゼンダは最強の幹部になっていたかもしれない。

話しは反れるが、今話は子供が見るにはトラウマになってしまうかもしれないシーンが多く見られる。ただ、それだけビアスの恐怖感とガッシュの執念には臨場感が感じられた。
ビアスがそこまで焦って千点頭脳を集めようとしている意味についても合わせて、今話で確認して頂きたいと思う。

是非、自分を客観視して頂きながら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?