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超獣戦隊ライブマン、第31話「ママ!寄生怪獣の叫び👾」

こんにちは赤ちゃん、あなたの命…
こんにちは赤ちゃん、あなたの未来…………
「どうして、お前たちは命を弄ぶんだ!許せない!」

⬆️
今回も恒例のあらすじから📖
今回もこちらの管理人さんのブログをご参照下さい🙇✨️

ビアスの今までの採点で下位に甘んじたギルドスとブッチーは、頭脳獣ベガヅノーを使い、パトロール中の純一を襲撃、純一のおなかに頭脳獣の赤ちゃんを宿す。
純一は周りの人からの目線や心ない言葉に心を傷つきながら、おなかの中のベガベビーに愛着を感じていく。
そして産まれたベガベビー。人の心を得てしまったベガベビーは純一の事をママだと言い、ライブマンを倒す命令には全く従おうとせず、結果的に親であるベガヅノーに抹殺されてしまう……。

そんな今話の神セリフは、そんなベガベビーを抹殺しようと純一から引き離した場面から生まれる。

「あいつは、俺をママと呼んだ。あんな姿、形はしていても、まだ赤ん坊です。それなのに、俺は抱いてやる事もできなかった。俺は…俺は、あいつを抱き締めてやりたいんです。でないと俺は一生後悔しそうなんです。」by.相川純一

純一の優しさが涙を誘うこの場面。

“普通”とは何なのだろう?という疑問を同時に感じた。
どんな状態で産まれた子供も、親からしたら列記とした自分の子供である。
世間の冷たさ、言葉や行動が現れた場面は、見ていて胸が苦しくなった。
差別やいじめは、そんな周りから違う存在の人が標的にされ始まると私は思う。
日本という国は、同じ環境や、同じ教育の中で背比べをさせる国だと私は思っている。

だから…………個性が潰される。

ベガベビーは頭脳獣だが、ママを想う気持ちは普通の子供と同じである。
むしろ、普通の子供より想いは強いかもしれない。では、何故純一は冷ややかな言葉を浴びせられないといけないのだろう……。

男が出産する未来がくるかもしれない。
人でないものを子供と呼ぶ時代がくるかもしれない。

あり得ない事が起こり得る時代だからこそ、今回の作品のメッセージは強いと思う。
だからこそ、自分の中のフィールドを広くしながら、
今話を観て、そして“普通の事”について考えてみて頂きたい……。

話しは反れるが、グリーンサイの怒りと悲しみのサイカッターはそんな世間を切るメスの様に見えたのは、私だけだろうか…。

今話は数少ないライブボクサーのみで、ロボ戦が繰り広げられる。「ミラクルビッグブロー👊👊」が希少な回なので、是非ともそこも含めて本編でチェックしていただきたいと思います。

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