暇空茜さんと石丸伸二さんの対談についての感想

ネット対談の感想が気になった

昨夜の対談、漫画ネタじゃない話をしてほしかったという感想があるけど
ネット広告についての本人の認識は冒頭で聞けている

すでに問題になっている選挙ポスター代未払い裁判、台風接近中の県外トライアスロン参加などの問題はすでに様々な媒体での表明が聞けている

むしろ漫画賢者の漫画論はまだ明確な証拠がない状況だった
その賢者様のペラッペラなオタク知識は漫画クイズで明らかにされた

成人式のお祝いの言葉で引用した鬼滅の刃
人生のバイブルと紹介していた蒼天航路
その他たくさんの漫画やアニメ

自分を形作る根っこの部分が漫画だと言うのに、それについておぼろげにしか答えられないとしたら
職務について必要な情報をおぼろげにしか認識できないのではないかという懸念

事実、安芸高田市の財政に関わる重要な数字を彼は覚えていなかった
調べればわかる数字を覚えないという仕事のスタンスだとしても
石丸伸二さんは元銀行員で経済に強いということがウリの政治家だ

さらに彼は京大出身
年齢による衰えがあったとしても、まだ41歳一般的な日本人よりも記憶力は良さそうなのに

インタビューや演説、成人式のお祝いの言葉に引用する漫画についての簡単なクイズも答えられないのが
東京都知事選に立候補を表明した石丸伸二元安芸高田市長

今はまず、その事実だけを認識しよう

その弁護士先生はどなたですか？

リハックの用意した2万円の弁護士
名前や所属の紹介をされていましたか？
知り合いの弁護士としか紹介してないですよね

近頃は弁護士を名乗る詐欺もあります
学歴詐称をしていた有名通訳もいます
おもちゃの弁護士バッジだって売ってます

その人、本当に弁護士ですか？
説明責任は貴殿にあります

その感想はちょっと危険じゃないかな？

今回の対談をもっと一般受けするネタでやって欲しかったという人は暇空さんを自分の理想とする暇空さんになってほしいと言っているのだと自覚したほうがいい

希望を語るのはいい
けれどもそれが叶わなかったとき
冷静な判断が続けられるか

私の意見を聞かない暇空茜は良くない人間だ
だから彼のやっていることは良くないことだ
そういう思考で反転アンチにならないように気を付けて

いつだってニュートラルに物事を判断できるのなら
今回の対談の漫画トークを批判するのも大丈夫
人間は画一的な工業製品ではない
たくさんの意見が集まって社会ができる
誰もが手放しで褒め称えるのは健全な社会ではない

もし自分が冷静でないと気づけたのなら
一度この一連の問題から距離を取るのも良いだろう
二度と戻ってくるなとは言わない

適切な距離感で適切に判断できると思えたとき
きっとまだこの問題は続いている

暇空さんは万能ではない
だからここまで戦えてる

今回の対談はネタ取りだ
使い勝手のいい素材を寄越せと思う気持ちも分かる
だけど、2つのYouTubeチャンネルで同時に配信された映像と音声
両チャンネルのチャットコメント
SNSの投稿
素材はインターネットのあちこちに散らばってる

誰でもすぐに食べられるインスタントカレーではないけれど
それらの情報は上手に調理すればとっても美味しくなる

そして最後に

仁藤夢乃さんは事前運動をしてもフォロワー数7万人だからセーフというのは昔の話だ
今は判断基準が変わっているかもしれない

まだ選挙期間は始まっていない
特定の個人の名前を出して落選運動はしてはいけない

これは自戒をこめて強く言う
私達はなんの後ろ盾もない一般人だ
不用意な発言1つで公職選挙法に引っかかって逮捕される
そして暇空茜支持者、公職選挙法違反と大々的に報道される
可能性のひとつはいつも心に留めておくべきだ