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妻との出会いエピソード②〜脳内処理が追いつかない!〜

話が盛り上がっていく中で、
彼女は、自分が生まれつき脳性麻痺という障害を
もっていること、足が不自由であることなどを
語ってくれたのですが、
私にとっては色々と衝撃でした。

(私の心の声)
「え!ちょっと待って。待て待てーい。
障害があるって話してくれたけど、
ホンマに?
だって、メンバー一人一人の話しに
耳を傾けてしっかり聴いているし、
明るくて普通に会話してるし、そうなん!?」


ちなみに、私が障害を持ってる人と
初めて関わったのは小学生の時でした。
学校には「わかくさ学級」というものがあり、
脳に障害を持っている生徒が数名在籍していて
高学年になると当番制で1〜2名が掃除を
しに行ったり、遊びに行くというものが
ありました。

ただ、当時の自分は
その当番が好きになれませんでした。

「よく分からない言葉で話してきて、
話が通じている感じがしないし
いきなり大きな声を出すし
たまに怒ってるみたいな反応するし
なんか怖いんだよな。。」

子供心に、
「障害がある人=何を考えてるかよく分からなくて、なんだか怖い」
そんな気持ちと記憶が更新されないまま
私の中に在り続けていました。

が、目の前にいる彼女は
何もかもが180度違う。
驚きました。

飲み会もお開きになり、
彼女が車椅子に乗り込む姿を見たときに
障害をもっているということに対して
「ほんとうにそうなんだ」と感じている反面、

(私の心の声)
「同世代で、しかも異性で車椅子に
乗っている人と出会ったのは初めてだ。
気持ちいいくらいハキハキ話すし、
頭の回転速いし、明るいし、可愛いし。
ってか車椅子よく見かけるのと違って
なんかフォルムカッコいいやつだし!」

脳内処理がまだ追いついてない
ところも若干ありました笑

別れ際に、参加メンバー同士で
メールアドレスを交換。(勿論彼女ともw)
まだスマホなんてなかったので、
メールの時代ですよ。

そんなこんなで、この日は
障害というものに対するイメージが
私の中で大きく変わるきっかけになった
1日でした。

〜つづく〜

妻の”初体験”を共に体験して、新しい物語を執筆していくために役立てたいと思います。観たことのない景色や食べたことのないグルメ、新しいモノとの出会いに活かします♪よろしくお願いします✨