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【読書】三日月の輪舞曲(ロンド)

※更新後に何度も書き直しています。後から書きたい事や直すところが見えてくるもので(文章を寝かせないタイプ←)


昨年末には届いていたのですが、
生活が落ち着いたので、じっくりと腰を据えて本を読みました。

読書感想文が苦手なので、わからない形式を意識しないで、自由に書きますね。

この本は、著者が大学生(20歳)の頃に実際に旅した時の出来事が書かれています。

三日月の輪舞曲の魅力①

素直で優しい主人公(青年)の行動により、
さまざまな事情を抱えた人々に、強さや愛や真心のある変化をもたらしていくところ。
人って良いなって思えるところ。

それを読むと、泣けてくる。
感想で愛とか真心って文字にすると、薄っぺらく感じるんだけれど、本から伝わってくるそれは、愛とか真心としか言えない。
語彙力の問題?笑

三日月の輪舞曲の魅力②

実話?って疑問に思えるほどに、出会った人たちが絡み合っています。
終盤に出会った方々の伏線が回収され、また涙。

三日月の輪舞曲の魅力③

青年(主人公)の人間力。

著者の当時20歳が、中身は60歳くらいなのでは?ってくらいに達観している。
当時の青年に出会っていたら、何か変わっていたんだろうな、出会いたかったな。
きっと叱られていたわ。

立派なだけじゃなくて、素直で可愛らしく、ドジっ子。「素直」って、こういう事なんだって知れました。


三日月の輪舞曲の魅力④

謎と疑問の回収がおもしろい

読み進めながら、
・プロローグに持つ謎
・人々と交流する中での不思議な青年の言動
・青年自身への描き方や伏線回収が、実話なのにどうして?という疑問

これらがエピローグで回収されて、
んー!凄い!
でした。

青年の進路が決まっていく過程もおもしろいです。


まとめ

現在は過去から繋がっている。
人の中に愛や真心が生きている物語。


文章がとても読みやすく、サクサク読み進められます。
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著者さんのnote

著者さんのnoteを好きで読んでいます。

今回は真っさらな気持ちで、
初めて知った気持ちで読んで感想を書きました。

noteでは、作品が進む過程や葛藤も書かれてあります。
が、エピローグは小説だけの書き下ろしでした。それを知らなかったので、プロローグの疑問がスッキリできて、小説版を読んで良かったと思いました。

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