アトピー全盛期の過去の自分と再会したら…(割と閲覧注意だった💦)


今や、スマホカメラの方が画素数が良くなってしまい
すっかり活躍の場がなくなっていた
古いデジタルカメラがひょっこり出てきたので
当時どんな写真を撮ってんだろう?と
興味津々で中のデータを覗いてみたら…


中々に痛そうな仕上がりの写真が数点…
何でこんな物わざわざ撮影してたんだろう?

確か…その当時の自分がどんな状態か
直視するのが怖くて…鏡を見る事も出来なくて
でも、現状をちゃんと知っておこう!という
謎のスイッチが入って、撮っていたような気がする…

うーん…なかなかに酷いです。
多分お風呂あがりなので、粉はふいていないけど
この時期は全身がこんな感じで物凄くしんどかった気がする
無理矢理、頑張ろうとはしていたけど…

脱ステロイドを個人的にやっていた時期。
医師観察の元でないと絶対にやっちゃいけないといわれる
脱ステなのですが、ちょっと一人でやらなきゃいけない
状況になっていたので。

あ、画像、見せられて気持ちのいい物ではないという事は
よーく、よく、解ってます。すっ飛ばして下さい💦

当時は、身体の体温調節機能も壊れていて
真夏に皆が汗ダラダラかいている中で
一人寒さに震えながら、ダウンコート着込んで通勤とか
周りからみたらきっと、頭おかしい行動していたなぁ…とか

朝起きて、身体に張り付いた服をはがして、お風呂で洗って
全身に保湿剤塗りたくってじゃないとちゃんと動けなかったなぁ…とか

そんな中でも、会社の同僚さんたちは私の肌の事について
同情も嫌悪もせず、ただ普通にしていてくれてたな…とか

いろいろ思い出して泣けてきました。


で、比較の為に現在地の写真。スマホで撮ってみたのですが
やっぱりデジカメの方が画像がクリアかも…
と、いうのは置いておいて

やっと、普通の人みたいになってきたなぁ…と
あ、そうは見えません?
でも、私にとっては少し動いただけで裂けない皮膚
ザラザラしていない肌って本当に嬉しくて。

少し動くだけで身体から皮膚の破片がボロボロ落ちる事もなくなった

全身に保湿剤を塗って、
ベタベタして皮膚が呼吸できなくなるような感覚
ベタベタが乾いたら今度はジャリジャリした感覚

それらを感じるのが、嫌すぎて、身体の感覚を麻痺させたいって
そんな事も願ってました…今日その事を、何となく思い出し

どうして今、感覚や体感を感じる事がこんなに苦手になっているのか
思い出せて、そうだったのか…を感じてます。

皮膚がちゃんと皮膚であってくれる事。
誰かにとっての普通や当たり前の事は
当時の私にとっては、望んでも望んでも、
手に入らない、遠くで輝いている星みたいなもので
そもそも、手に入れる事すら諦めてかけていました。

それを振り返ったら、
普通のふりをして生きられてる現在地が、
とてもありがたいなぁと改めて感じて

今、それが出来ているのは
それも個性と理解してくれていた人と
当時の私が頑張ってくれていたからだなぁ…と
すごく感謝したくなりました。

昔のデジカメを見つけたことで
色々思い出しているうちに
気が付いたら一日が終わってしまっていて

色々やらなきゃいけない、やりたいことがあったのに
全然進んでいないという
過去との再会を味わえた一日になりました。





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