『KEEP THE FAITH』ボンジョヴィ 僕の洋楽愛聴盤Vol.6
活動再開
僕がBON JOVIファンになった時、バンドは活動休止中でした。なのでSlippery When WetやMew Jerseyは後追いで聴いてました。
当時は詳しい背景などはわかってませんでしたが、ツアーのやり過ぎで疲弊したというような事は知っていました。
それが突然新作が出ると。当時はめちゃくちゃ嬉しかったですね。発売日を心待ちにしていました。
髪を切ったジョン
僕は素直に「めちゃくちゃカッコええやん!」と思っていたのですが、日本のロックファンから「髪を切るなんてロック魂がない」とか「元々アイドルバンドやから」とか批判的な声をよく聞きましたね。
挙句の果てには「Keep The Faith」と言ったらプリーストやろ!みたいな、訳の分からないいちゃもんも聞かれました。
当時の僕からしたら、ジューダスプリーストのその曲の方が知らんわって感じで呆れてましたが(笑)
ジャケットから感じた思い
ジャケットがこれ。ツアーで疲弊し、メンバーの心が離れていたところから、もう一度「信念を持って続けよう」というメッセージが感じられて、僕はとても好きなジャケットです。
内容
タイトルトラックのKeep The Faithが先行シングルでした。当時、アメリカはグランジブームが来始めていたり、ヨーロッパはダンスミュージックがブームだったせいか「ボンジョヴィがダンスミュージックになった」という、今考えると訳の分からないいちゃもんもありましたね。
これのどこがダンスミュージック??
リーダートラックのI Believeもかっこいいし、In these armsやBed of rosesといった名曲がありますし、何より僕は大作のDry Countyが大好きです。
これまでのボンジョヴィからさらにレベルアップした楽曲だと思いましたし、後にライブで聴けた時は本当に感動しました。
新たな黄金期へ
アメリカ本国ではグランジに押されてセールスは以前に比べると苦戦しましたが、クオリティがグッと上がりましたし、ここからベスト盤〜These Days〜Crushへ繋がるこの90年代から00年は第2の黄金期だったと思います。
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