Under the Pine...

20代で飲食店を開業。定期的にお酒のイベントを主催。 30代で母になり、離乳食を作った…

Under the Pine...

20代で飲食店を開業。定期的にお酒のイベントを主催。 30代で母になり、離乳食を作ったり子供の教育を楽しむ毎日です♪ 今までに体験した様々な経験を、少しでも皆様に共有したいと思い始めました。 お役に立てれば幸いです…★

最近の記事

私の覚書…【黒い糸】染井為人

主人公裕介の兄である風助の言葉「大前提として人のDNAというのは…」 「子の性格の半分は親からの遺伝で決まる」 そんな言葉を受けながら、裕介は自身が担任するクラスで起きる様々な事件と向き合っていく。 一見、全く関係のない幾つかの事件がひとつに繋がるとき、 時は既に遅く、大きな恐怖へと巻き込まれていく。 運命の赤い糸があるとするのなら、黒い糸もきっと切ることのできない宿命なのかもしれない。 最後はハッピーエンドなんだ…と思ったけれど、悪役と思われる人々にもそれぞれの正義があり

    • 私の覚書…【悪い夏】染井為人

      とても暑い、ある一夏の間に、佐々木守や周りの登場人物の人生が大きく交差する。 自分の人生に希望が持てず落胆していたのに、一筋の光に希望を感じてしまう。 それでも結局、いちばん大切なのは自分であって、いざとなると周りを犠牲にしてまで自分を守ってしまう。 そんな人間らしい登場人物たちが、一生懸命もがきながら生きている姿が印象的。 今の日本の社会問題や、生き辛さ、人々の貧富の差など、いろいろと考えさせられる。 もしも今、自分は人よりもまともに生きていると思っていたとしても、一歩踏

      • 私の覚書…【僕の殺人計画】やがみ

        「誰のこと?」と途中でわからなくなるようなストーリー展開で、最後まで「ん?ん?」と思いながら見進めていく。 最後まで読んだところで、鳥肌が立つ。 そして、一番最初のページをもう一度読み直してみる。さらに鳥肌…。 まんまと、やがみ先生のテクニックに嵌められてしまった。 殺人とは、物理的に人の命を奪うことだけではない。 本当の死とは…。 感情を殺し、まるで死んでいるように生きながら、辛く不安な日々を送ること。これも一つの死なのでしょう。 『僕の殺人計画』は単なる犯罪小説にとど

        • 【意外と簡単♪】飲食店をオープンさせる方法

          「いつか自分のお店を持ってみたい!」と思ったことはありませんか? 私もそう思っていたひとり。 自分が作った料理を提供して、喜んでくれるお客さんの姿… 想像するとワクワクしますよね♪ でも、飲食店オープンまでの手続きを調べてもなんだか難しそう…まず何から始めなければいけないのか分からない。 そんな、「お料理には自信があるのに、手続きが苦手!」という方に読んでほしい内容です★ 一般的に言われている手続きの流れはこちら↓ ビジネスアイディアの検討と計画: どのような飲食

          有料
          300

        私の覚書…【黒い糸】染井為人