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台湾語学留学の振り返り

こんにちは!初めまして、アラサー突入のめいずです。台湾にワーキングホリデーで来台してから、5ヶ月目に突入しました。そんな私の中国語能力について振り返りたいと思います。これから、ワーキングホリデーで台湾に訪れようと思っている方へ、少しでも参考になれば幸いです。


来台前の私の中国語能力(2023年頭)

台湾に来るまでの私の中国語能力は、正直言って、入門レベルです。
仕事が忙しかった‥という言い訳にはなるのですが、日本で特に学校等は通わず、台湾、中国語ドラマを見る程度(しかも日本語字幕のみで)
そして、文法の基礎勉強に関してはこちらの「新ゼロからスタート中国語文法編」テキストを1冊1周してみたのと、以前、台湾旅行で購入したこちらの「說出好中文」でフレーズを黙読のみ←(これが後になって重要になってきます)


果たして、これで、中国語能力は伸びたのか????
2023年5月28日台湾政府認定の台湾華語文能力試験を受けてきました。果たして結果は‥

なんとかBandA Level1は合格しましたが、リスニングに至っては未通過!

さ、このレベルのまま仕事が忙しいを理由にいよいよと渡航日がやってきました。「さよなら日本、台湾で1年頑張れるのか?」と頭を抱えながら台湾へ入国するも、入国頭に入国カードもらえない等、SIMカード購入、日本円を両替で中国語を使う場面がやってくるのですが、メモしてきた事
全く通じない。
空港の方々には速攻で英語で会話されるも、「Sorry,I can't speak English」
と伝えると日本語で助けてもらいました。もう冷や汗ダラダラ。
そこから私の1年が始まります。前途多難すぎる!!

台湾生活開始1ヶ月目〜語学学校での生活スタート

私は、台北で語学学校に通うことにしました。通うと言っても私が選んだ
語学学校は、東吳大學という台北士林區にある私立の大学附属の語学センターでなんと、語学学校と寮が同じ建物で生活と学校が1カ所で完結するという、なんとも海外長期滞在初心者にとっては安心できる学校です。通学必要なし!1階に教室あります!

こちらは本科生も多く利用する総合大樓の入り口写真です。

私は、8月30日に入国して、そのまま入寮手続きをしました。この際も、この大学に通う学生スタッフの方が手続きしてくれるのですが、日本語可能な方もいれば、英語可能な学生さんもいるので、様々な国籍の語学生達も安心ですね。私はというと、現地の昔からの台湾人のお友達に助けていただいてなんとか無事に入寮することができました。トホホ
肝心の授業は9月頭の月曜日からスタートでした。こちらの語学学校のクラス分けは、試験等はなく、入学申請時に自己申告での中国語レベルで学校側が振り分けるという形をとっていました。
聞いたところによると、基本的にどの語学学校でも1周目で自分のレベルに合うクラスの授業に出てみて、会うところを探すという形を取るそうです。
私のクラスは初級コースの1C 指定の教科書である當代中文課程1の
LESSN5からスタートでした。
そして、先生の話す中国語はとっても速い!全く聞き取れなかったです。
そんなこんなで、授業が始まっていきました。

語学学校3ヶ月間の過ごし方と、成長の感じ方。

台湾へ来て初日から、薄々感じていたのですが、
「自分の発音めちゃ悪い??」
大学のコンビニで袋が欲しかったので「我要袋子(daizi)」と何度言っても
通じず、毎回「啊?」「什麼?」と聞き返される、挙句には箸(筷子)を出されるという経験を通して、真剣に発音の勉強しないとダメだと思い始めました。ですが、残念ながら発音矯正の授業はなく、ほぼ教科書通りに勧められる授業内容だったので、自分でテキストで独学しては、実践で使ってみる。という自主学習に取り組みました。使用したテキストはこちら

この本は、日本で購入して持ってきていたのですが、台湾に来てようやく初めて使ってみるという…なんとも愚行…。本当に中国語に限らず、英語にも言える事だと思うのですが発音はめちゃくちゃ大事!!口酸っぱくして何度も言いたい!あとはYou tubeでこちらの動画も参考させていただきました。

1.毎日、朝起きて寮の屋上で実際口に出して発音の練習
2.苦手発音、引っかかった部分はYoutube等で口の動きを確認
3.飽きてきたら、フレーズや単語をシャドーイング
もうこれを、スポーツの練習のように何度も何度も行います。

そう、台湾に来るまでに勉強してきた黙読は今までなんだったんだっていうのが思い知らされました。

そうして、私は午後授業だったので
・朝に自主学習(主に発音)
・お昼は授業
・夕方は宿題と文法復習と予習
のサイクルで毎日過ごしていました。
正直、この日々は毎日辛いです!全然成長は感じられなかったです。
外に繰り出しては、全く通用しない、現地の人は喋るの超速い。でも諦めないでください、辛い時私はTwitterのフォロワーさん、中国語学習者さんの存在のおかげでなんとか勉強を続けてこれました。

あっという間に語学学校卒業!1学期経過してどう感じる??

9月4日から始まった語学学校は、11月21日で終了となりました
通算で約2ヶ月半なのですが、
入学当初と比べて変化した部分
・先生の言っている部分がおおよそ理解はできるようにはなった
(宿題の内容、いつまでに書くか等など)
・先生からの週末の予定を聞かれた際簡単に受け答えはできるように
はなった
・中国語で自分の短い文章は作れるようにはなった(まだまだ修正箇所が必要な部分はあります)
・夜市やお店で、一人でなんとか買い物はできるようになった。
あと、東呉大学では、日本語学科の授業のグループディスカッションの時間帯に参加することが可能です。この授業では、本科生の学生さんと小グループになって会話するのですが、その際に発音が標準的だね、発音は上手いと思う。と言ってもらえたのが進歩ではないでしょうか?場面話としてもね。
また、秋学期には学期の終了にプレゼンテーションの発表があります。
語学センターの先生の目の前で中国語で発表するのですが、こちらもすごくいい経験だったと思います。

と言っても、これで台湾人と会話ができるわけでもなく、
生活するにあたり、まだまだ、ぜーんぜんわからない語彙がたーくさんあります。語学学校卒業後は、交流会に参加したりなどで中国語に触れる機会をなるべく増やそうとはしていますが、まだまだ勉強が足りません。
ひとまず、卒業後は、塾のような学校に通うことにしました。そちらの学校は会話重視にした学校で入学時にレベルテストを行うのですが会話が全くてんでダメなため、教科書はすでに学び終えたレッスンから再び進めていくことになりました。こちらに関しては、また後日詳しく記事にしたいと思います。

台湾で受ける華語文能力試験

東吳大學に通う語学生は、台湾で開催される華語能力考試の割引を受けることが可能です。試験料は2000元とかなりお高めなのですが、割引を受けることで1800元になるので、せっかくの成長具合を知りたい為に受けることにしました。台湾で行われる華語文能力試験はCATと呼ばれるリスニング&リーディングの試験とライティング試験とスピーキング試験があります。
日本とは違って、事前にレベル指定ではなく、コンピューターが自動的に受験者の回答次第で様々なレベルの問題が繰り出される方式になります。
こちらも、また詳しくは後日記事にしたいと思います。
さて、試験日は12月9日、前回受けた5月から7ヶ月、結果は‥

元々、Band A レベル2狙いでしたが、なんとBand B1ギリギリ合格できました。

今回も相変わらず、リスニングがA2なのですが、なんとかB1を合格することはできました。CATは後で間違えた問題をやり直すことができない一発勝負なので、ヒヤヒヤしましたが目標であるB1を合格することができたので一安心です。

というわけで、5ヶ月目に突入したわけですが、あっという間に5ヶ月たったな…というのと、中国語の勉強はまだまだ奥が深いな…と日々身に染みて感じます。成長に関しては本当に、自分自身でなかなか感じられないので、私はスタディプラスというアプリを使用して日々の勉強を記録しています。自分の勉強が数値化されると、頑張っているな、または、全然頑張れてないな、などと目に見える結果なので、お勧めです。

あとは、そろそろビザの期限もあるので、バイト探さないとな〜
という生活の悩みもあります。今後の残りの生活も頑張っていきたいと思います。そんな感じで、記録に残していこうと思いますので、ぜひ留学中の方もこれから台湾へ来られる方の参考になればなと思います。


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