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星座とギリシャ神話

占星術の『黄道12星座』はギリシャ神話ととても深い関わりがあります。
約5000年前に農業を生活の糧にしていた人々が、季節の移り変わりを知る為に作られたと伝えられ、次第に神話と重ね合わせ結びついていきました。
それぞれの神話を知ることで、今までとは別の視点で12星座を感じてみてください。
第1回目は12星座の1番初めの星座『牡羊座』の物語になります。

牡羊座 ♈︎ とギリシャ神話
「空飛ぶ黄金の羊」
ギリシャ中部地方、王アタマスと精霊ネペレとの間に息子プリクソスと娘ヘレーという2人の子供が生まれました。
その後ネペレは精霊の世界に戻り、王様は人間の女性イノーと結婚をし、2人の子供を授かります。イノーは血の繋がりのない前妻との子供であるプリクソスとヘレーを疎ましく思い、『二人を生贄に捧げよ』と神のお告げがあったと嘘を広め、その神託を信じた王は生贄を許可してしまいます…
産みの母親である精霊ネペレは全知全能の神ゼウスに助けを求め、2人を逃す為に空飛ぶ黄金の羊を兄妹へと送り、その黄金の羊の背に乗り兄妹は逃亡しました。海上を飛んでいる途中にあまりの高さに目が眩んでしまい、妹へレーが海に落ちてしまいます。兄ブリクソスは1人東の果てコルキスに無事到着し、羊の魂をゼウスに返し、ゼウスは幼い子供の命を助けた功績を称え、黄金の羊は夜空にあげられ星座になったとされます。

守護星の火星
そして牡羊座の守護星である火星もとても関連の深い天体です。
火星はMARS(マーズ)。ローマ神話で勝利をもたらす軍神として尊敬を集め、愛された軍神マルスが語源となります。
また、赤く輝く火星が人々に血や争いを連想させ、ギリシャ神話の戦いの神『アレス』に重ねられました。

子供のような純粋さを持つ牡羊座
牡羊座生まれは、ギリシャ神話の勇敢な空飛ぶ黄金の羊のように勇敢で強い生命力に溢れ、軍神マルスや戦の神アレスのように戦士の心を持ち、エネルギッシュ、勇気と大胆さ、バイタリティがありとても仕事熱心です。又、冒険心を持ち、活動的で新しいことへとチャレンジしていく行動力と独立心を持っています。短気なところもあるけれど怒ったとしてもすぐに忘れ、根に持ちません。子供のような純粋さを持ち合わせています。

恋愛

牡羊座はロマンチスト
恋愛は積極的かつ情熱的。追いかけることがスキ。熱しやすく冷めやすい所もあるので、気になる人が牡羊座さんならデートの際は、ファッションやメイクの雰囲気をアレンジしていくとgood。ロマンチストさんなのでデートは雰囲気のあるお店や場所を選ぶと喜びます。

そしてタロットカードでは
『THE EMPEROR』や『THE SUN』と紐付けられています。

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