算命コーチ鞠の雑記帳（その２４）兄妹の才能を解説（オリンピック選手兄妹）阿部一二三さん、 阿部詩さん
算命コーチ鞠の雑記帳（その２４）
兄妹の才能を解説（オリンピック選手兄妹）
阿部一二三さん、 阿部詩さん
雑記帳では、シリーズではない話題をみなさんにお届けする
わたしの「閑話（雑談）」です。
梅雨明けしましたね。
毎日暑いですね。
年々、酷暑に体がついていけなくなります。
わたしが幼い時は家の窓をあけて、
家じゅうに風を通して過ごしていた夏の日を思い出します。
7/26からパリ五輪が始まりました。
この日のために頑張ってきた選手のみなさんが
精いっぱい自分の力をだせるといいですね。
以前、池江 璃花子さんの人物解説をしました。
池江選手の活躍もとても楽しみです。
以前の人物解説シリーズでの解説はこちら
今回は、兄妹でメダリストのお二人を解説します。
柔道選手のお二人。
前回東京大会での活躍、そして今回のパリ大会も期待をされています。
双子の才能の違いを解説しましたが、
今回は兄弟を算命学でみてみましょう。
阿部一二三さん、 阿部詩さん兄妹
阿部一二三さん 1997年8月9日 生まれ
阿部詩さん 2000年7月14日 生まれ
●天冲殺
一二三さん：申酉天冲殺、生月天冲殺
詩さん：戌亥天冲殺、生日天冲殺
一二三さんは申酉天冲殺です。
申酉天冲殺は「楽しそう」「面白そう」と感じたら即行動をおこせる人です。
周囲の人に楽しいことを伝えることが得意です。
ただし、物事を仕上げることやまとめることは苦手です。
「結果」にこだわり追いすぎるとうまくいかないことが多くなります。
「今」に集中すること、「今の結果」の積み重ねが成果につながると意識しましょう。
さらに、一二三さんは「生月天冲殺」です。
生月天冲殺の方は、組織で働くことが苦手です。
周囲からは「個性的な人」「自分のこだわりが強い人」と見られやすいです。
そのため集団行動が苦手に感じることが多くなります。
しかし、孤独なことは自身の能力を磨くための時間になります。
一二三さんも大勢の中にいても、自身が考えることと周りの評価や意見に様々な想いがあるかもしれません。
詩さんは、戌亥天冲殺です。
戌亥天冲殺の方は、
他の人にはない感性をもっている人が多いです。
芸術に関する才能を活かす生き方が向いています。
「大志」や「夢」を語らせると人は戌亥天冲殺の方に引き込まれてしまいます。
人々に夢をあたえ、楽しみを感じるを提供できる人です。
現在は、柔道選手として専念する働き方をされていますが、
これから先、どのような道へすすんでいかれるか楽しみですね。
また、詩さんは生日天冲殺です。
生日天冲殺の方は、両親や目上の人から
「この子の考えていることがわからないなぁ」と思われることが多いです。
特に幼いころは親からの理解をされていないと多く感じます。
詩さんご本人は特にそのことを不都合に思うことはないですが、
ご両親にとって「個性的な子」と思われます。
●陽占
一二三さん 東方：貫索星、天南星
東方は仕事や友人、兄弟との関係性を表します。
コツコツと自分の決めたことを取り組むことが得意です。
自分のペースで練習メニューをきめ、
独りで黙々とトレーニングをされる方と思われます。
コーチの意見に耳を傾けることはしますが、
自身が納得しないと行動を変えることはしません。
友人や兄弟を大切にして、頼れる「お兄さん」です。
天南星をお持ちなので、周囲からもリーダー的な存在として一目置かれるていると思われます。
兄弟、家族を引っ張っていく中心的な存在です。
詩さん 東方：鳳閣星、天印星
鳳閣星はのんびりとした星です。
自分のペースで物事を進めていく点では、
兄の一二三さんと似ていますが、詩さんのマイペースは一二三さんと少し異なります。
周囲の状況をじっくり観察して、
冷静に分析しています。
状況判断が的確です。
自分がやりたいことをやりたいときに集中する方です。
詩さんは天印星をお持ちです。
兄弟の末っ子、何かと家族からもかわいがってもらえる人です。
困っときでも誰かが手を差し伸べてくれます。
一二三さん 中央：牽牛星、天極星
牽牛星は周囲からの期待に応えようと努力をする人です。
自分の行動によって誰かの役に立っていたり、組織の結果につながることに喜びを感じます。
家族の中では「兄」という役割で妹の手本となり、
目標される「柔道家」として努力をします。
几帳面で神経質な面もあります。
だだし、生月天冲殺の影響をうけ本来の牽牛星に不自然さ加わります。
本来は組織を円滑に運用していく「補佐役」タイプなのですが、
天冲殺の影響で、反骨精神が行動に現れます。
自分にとっての「正しさ」に誠実に行動するため、
時には人と意見をたたかわせることもあります。
詩さん 中央：禄存星、天庫星
禄存星をお持ちの方は、周囲から注目を集めやすい人です。
いろんな人が詩さんのそばに集まってきます。
誰にでも分け隔てなく優しい性質であるため、
周囲の人からいろんなサポートを受けることができます。
一二三さんは几帳面なところが特徴的な牽牛星ですが、
詩さんは大雑把な点をお持ちのようです。
細かなことにこだわらない点が特徴です。
また、天庫星をお持ちであるため一つのことに集中して取り組むことが得意です。
現在は柔道家として「道」を究めることに力を注いでいらっしゃいます。
天庫星は「○○道」など伝統文化・芸能に興味関心を持つ方が多いです。
柔道とはまさに「○○道」ですね。
一二三さん 西方：禄存星、天庫星
詩さんの中央と同じ配置ですね。
西方は配偶者、家族の関係、物事の結果に関する取り組み方を表します。
西方に禄存星があるということは、家族には愛情深い方です。
分け隔てなく人にやさしく接することができるのは詩さんと同じですね。
また、天庫星が晩年に位置してますので、
将来はやるべきことを一つに絞って深く探求されていく道を選択されると思います。
詩さん 西方：龍高星、天胡星
龍高星は新しい発想で改善改良をしていく人です。
自分の目的のためには忍耐強く取り組めます。
考え独創的なので人に理解されることばかりではありません。
お洒落な人が多いです。
枠にハマったことは苦手です。
みんなのあたりまえと思うことを覆していくことができる人です。
天胡星は感性が豊かで、クリエイティブな方です。
感が鋭くなんとなくの未来予測ができる人です。
お人好しで人にやさしい方が多いです。
一二三さん 南方：牽牛星
南方は自身の未来、夢を表します。
牽牛星は「人の期待に応えたい」と努力をします。
周囲から求めらることは何かを敏感に感じ、カタチにしていける人です。
一二三さんの場合、生月天冲殺の影響をうけて不自然な要素が加わります。
自分の役割にこだわりが強くなったり、
プレッシャーに感じることも多くなります。
過剰なプレッシャーによって目標を手放しなってしまう場合もあります。
自分のやるべきことにこだわりをもっていますので、
目的を見失わないことが重要です。
詩さん 南方：貫索星
自分のやりたいことを集中して取り組む環境をつくって結果をだしていきます。
後輩の育てかたは上下関係ではなく、あくまで同じ立場で接します。
上下がなく接しやすいように感じますが、
「自分ができることは、相手もできると」と
自分と同じレベルであることを求める場合もあります。
人によって厳しい指導と感じるかもしれませんね。
一二三さん 北方：禄存星
北方は精神の世界、親との関係性を表します。
親や目上からの愛情を受けて育っていきます。
精神的、物質的にもサポートを受けることができる人です。
自身も愛情深く人と関わることで、
いろんなこを得ていく人です。
大切な人たちのために自分ができることは全力で取り組んでいく人です。
詩さん 北方：玉堂星
物事の本質や真理を探究する人です。
目上の人には礼儀正しく接します。
家族や古き伝統を大事にしていきます。
現在の詩さんは柔道を究めるために努力をされています。
柔道と向き合い、その先に見えてきたものが次の詩さんの目標となっていくと思われます。
物事を深く考え、本質を見極めていく力がある方です。
●五行エネルギーについて
一二三さんは、総エネルギー値が250を超え身強（天南星）をお持ちです。
自分自身である水性エネルギーより自分を剋すエネルギーである土性エネルギーが一番高く８０です。
「人からの期待に応える」ために努力をする人であることが数理法で現れています。
詩さん、総エネルギー値が２０５で身弱の星をお持ちの方です。
自分自身である水性エネルギーがそれほど高くありません。
自分を生じるエネルギー値でる金性エネルギーが５２と一番高いです。
生じられるエネルギーが高いということは、親や目上の人からサポート受ける機会が多いということです。
●命式全体の特徴
一二三さんは、宿命に「天剋地冲」をお持ちです。
天剋地冲をお持ちの方は、思考や行動が慎重です。
歳を重ねていくと「失敗した経験」よりさらに用心深さが増していきます。
周囲と自分の想いの「ギャップ」を感じながらも
「みんな期待に応えたい」「家族や友人のためになにかしたい」と行動を起こす人です。
詩さんは、自分の想いに素直でマイペースを貫きます。
素直さは人からの協力を得やすいです。
家族や友達からも大切に見守られる存在です。
兄妹の関係は兄である一二三さんが詩さんをしっかりサポートしながら互いの柔道のスタイルを
確立しているのではと思われます。
お二人とも癸の日干支の方です。
癸が日干の方は、「自分の本音」をなかなか表にだすことをしません。
一二三さん癸未と詩さんの癸酉はそれぞれ特徴があります。
※六十干支解説シリーズで詳しくは解説予定です。
●命式を拝見して
兄妹ので同じスポーツで活躍しているお二人。
命式から、一二三さんはいろんなプレッシャーを感じながら、
自身の道「柔道」と向き合われていると感じました。
詩さんは、末っ子ののびのびとした感性で枠にとらわれない自分の柔道をきりひらいていると感じました。
今回のオリンピックの柔道も楽しみです。
私の旦那さんも柔道経験者です。
柔道は奥深い。
道は知れば知るほど面白いです。
閑話休題、
次回もお楽しみに！
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