見出し画像

【寿司評論】スシローはここがいい!

【この記事でわかること】
・すしρの良さをあらゆる面から紹介
・以前のKP寿司と比較した相対評価。そしてスシρのねらいとは?

【導入】
 以前noteで以下の記事を書きました。

 結論を言うと、KP寿司よりスシρが良いという内容です。私たちのご近所の話なので、他店はこの限りではないことをご承知おきください。
本記事は上記記事の対比的内容としての記述です。

 KP寿司の体験後、GW休暇を利用してスシρを訪れた。助手曰く、あの忌まわしきネギトロの記憶を上書きしたいとのことだった。
 スシρは徒歩3kmで、郊外幹線沿いに位置し、周囲は他の回転すしチェーンも乱立する激戦区で合った。しかし、午後19時前で既に待合いすは空腹ご家族でいっぱいだった。私は記憶を塗り替えることはせず、KP寿司と対比しつつ此度のスシρを堪能した。以下、その随筆である。

【満足1:アプリで完売が分かる】
悲劇を未然防止するシステム。
スシρは公式appで登録店舗の完売情報が分かる。そのため来店前に「好物が売切れで悲しい」を回避できる。また店内にも完売ネタの掲示があるので、非アプリ民にも優しい心遣い。それ以前に完売ネタも少なく、人気品は皆へ提供するという熱意を感じた。KP寿司と比べ、注文するまでもなかった。

【満足2:クリスタルネギトロ】
メリハリある触感と感じるまぐろみ
 ネギトロは非結晶部とまぐろの刺身を刻んだ結晶部の2種類がきちんと含まれており、メリハリのついた歯ざわりであった。またきちんと鮪の風味を感じることができ、味も申し分なかった。
 しかしKP寿司の歯〇き粉ネギトロと決定的に異なる点は、ネギトロのボリュームである。軍艦のりの内側でお利口にちぢこまっているKP寿司のネギトロとは違い、すしρのねぎとろはもう、不動明王が佇むかのごとく軍艦のりをはみ出しまくり、天へと高くその巨体を伸ばしていた。軍艦のりなんてぺちゃんこでシャリも見えない。シャリよりデカいのではないかと言っても過言ではないそのボリューム、あっぱれ!

【満足3:清潔な店内】

机や床などの面の清潔にこだわり、業務途中をお客様に見せない
 スシρは壁や床、机の装丁にこだわり、清潔さを保っていた。また業務上の整理や用意中の食器、備品等をお客様の目に見える場所へ放置も無く、食事中に食器や食品の扱いについて疑問に思う点は皆無だった。退店客の席の片付けも速やかであった。

【総括】
KP寿司とスシρの ”決定的な” 3つの違い
ネット上の人気ランキングではスシρが常に上位ランクインしている。この所以を自分なりに考えた結果、ネタの斬新さ・美味さは勿論だが、「従業員数」、「清潔さ」がお客様の信頼(安心安全)に繋がる。その結果、ファミリ―層を中心とした活気ある店内雰囲気が醸成されていると考えた。
 大勢のスタッフがいると、お客様対応や店内の清潔維持に力を入れることが出来る。その結果、食への安全イメージが低価格に相まってファミリー客層を呼び込み、店内が活気づき、またお客様を呼ぶという好循環を形成していた。さらにDX技術(スマホ予約、完売確認)なども織り交ぜてお客様の来店ハードルを最大まで下げる努力をしている。
 これらから、スシρ上層部は「お客様が不満になる要因を潰す」意識をしっかり持っていると分かる。さらに改善策を確実に店舗レベルに落とし込めていることがこれらの好循環、お客様満足に繋がっていると考えた。
 現場の改善を怠らず、高いレベルの店舗を維持しているスシρには今後も期待だし、また行きたいと思える。まさに飲食業界のお手本のようであった。

完(2024/5/7 あんぱん)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?