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ユニークで世界をちょっとだけフラットにする

はじめまして、タカハシと申します。


飲業・販売・賃貸不動産の営業に就いていましたが、2021年12月から職業訓練校にてWeb制作の勉強を始め、2022年8月からインハウスのWebデザイナーになりました。

人間関係は良好で残業もなく働きやすい環境でしたが、とあるプロジェクトをきっかけに、理想のクリエイターになるには今が年齢的に最後のチャンスと考えて、今回転職活動を行うことを決めました。

そして先日、自分のポートフォリオサイトにこのように記載しました。

ユニークな企画ができるディレクターを目指しています。
アホっぽくて身近に感じるアイデア
その人の変態性を引き出す企画を
お客様と一緒になって考えていきたい。

おもしろいをきっかけとして興味を持ってもらい、隠れた悩みや問題に目を向けてもらえるサイトや企画のディレクションがしたいです

自分のポートフォリオサイトより

「いい歳してユニークだとかアホっぽいだとか、キャリアもないのに実現できないだろう」と自分で突っ込んだ結果、表面的に取り繕った耳障りのいい言葉を並べようとしましたが、どうも量産的で嘘くさく、もういっそのこと、笑われようとも自分のやりたい方向に思い切って舵を切ろうと着地したのがこちらです。

【そもそもユニークなものとは】

自分が考えるおもしろくてユニークなものとは、ちょっと笑えて、ちょっと脱力ができて、真面目に新しい視点でものごとを解決しているものを指しています。

ただひたすらにアホらしいとか感性が誰よりも尖っていて斬新なことではなく、クライアントの個性を新しい視点で魅力を伝えたり、変わった企画にみえてもそれによって困りごとを解決できるようなモノづくりをしたいと考えています。

※ポートフォリオの文ではアホっぽくてと形容しており、それは自分の中で魅力的なものであるという賛辞ですが、それをそう捉えられない方もいらっしゃると思うので、その言葉は他の方の制作物には使用しません。


【例えば?】

たくさんありますが、

■隠れ節目祝い(サービス)

スポットが当たらないけど、頑張ってきた人の節目をお祝いする「隠れ節目祝い」。押し付けのない顕在化で心を打たれる人も多いと感じました

■Liquid Death(プロダクト)

邪悪そうなアルコールに見えて健康的な水(飲料)の販売をするリキッドデス。フェスなどでアルコールを飲めない人でも、違和感なく溶け込めるデザインを考案しており、企業姿勢の意外さも相まってこんな企画がしたいと思っています。

株式会社アリシア(Webサイト)

前職では信頼できる看板屋探しに苦労したため、コンセプトのユニークさに負けないくらいの強いメッセージが届くこのサイトでは、素直に問い合わせしたいと思いました。

■LAST LOVE - 山田和輝公式婚活サイト

真面目な個人の婚活LPでクオリティの高いものを制作されていたので、見た時に衝撃を受けました。

■アドカラーズ合同会社

赤裸々で社長さんが裸で語るとは思ってもみなかったのですが、社員さんに対するインタビューが厚く、会社への信頼度と理解度が高まるサイトでした。

■くまWEB

「顔出しOKは3人しかいないが、コーダーはたくさんいる」というチグハグな印象をうまく長所に落とし込んでおり、いつも見ているサイトです。


このように楽しく真面目にモノ作りをしていたり、エンドユーザーに寄り添った企業の姿勢を世の中に広めていけるようなディレクションをしたいと考えています。
その手段は、プロダクトやWeb問わず実現できると思っています。


【ユニークなディレクションをして何がしたいか】

今回のポートフォリオ作成で、ユニークで世界をちょっとだけフラットにすることを目標に決めました。これは今後変わるかもしれないし、変わらないかもしれません。

現在、自分には仕事に影響がない程度の身体障害がありますが、ペットボトルのフタが開けづらいとか、もしかしたら人よりちょっとだけ困りごとは多いかもしれません。
それゆえ人生はままならないなぁと思っているので、せめて楽しく、どんな困難でもおもしろくする姿勢でありたいと考えています。

どんな凸凹な課題でも長所を見つけてユニークに昇華していくことで、フラットになり、フラットなものが増えることで世の中をよく見渡して、あらゆる人が色々な選択ができるようにしたいと思っています。

以上

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