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ドイツの5月

これは春と言うより、夏と秋が入り混じったようなそんな季節。 暖かい日中はTシャツで過ごせるけれども、朝方の早い時間は、油断した軽装に風が突き刺さる。寒い!
日が差す時間はどんどん長くなり、5月下旬の日没は夜の9時を過ぎました。子供達が寝る時はまだ明るいので、
「もう寝るの?夜じゃないよー」
と言われます。いやいやもう8時過ぎてるから。

5月は祝日があって嬉しいです。 1日はメーデーでお休み。今年はキリスト昇天祭(別にわっしょいわっしょい祭りがあるわけではない)が19日、聖霊降臨祭月曜日が29日でお休みです。キリスト教に関するドイツ全体の祝日ですね。
その祝日に合わせ、ベルリンでは18日と30日が「学校の授業がない日」に指定されました。週末と合わせてそれぞれ四日間のまとまった休みになるので、有給を取って、家族でちょっと旅行に行ったりするわけです。
ちなみにバイエルン州では 聖霊降臨祭月曜日の祝日から2週間、学校が長期休みです。州によって色々違います。

せっかくの休みの日、何かしないと、、ということで久しぶりに日本人学校でお友達だったファミリーをお誘いして、ベルリン動物公園(Tierpark)に行ってきました。というのも、今、動物公園に恐竜が来ているというので。大型の(ちょっと)動いたり、鳴いたりする恐竜達が、敷地内で大きな口を開けて待っている!
ちなみに、たまたま以前ライプツィヒの動物園で見た恐竜と同じ恐竜もいたのだそう。どうやらその時好評で、来園者数が増えたのでベルリンにも連れて来たそうな。しかも今回、何頭か追加でアメリカから運んで来たとのこと。
コロナで封鎖された時は、餌が買えないから中にいる動物を殺して餌にしないといけない、という物騒な話まで出たけれど、それはもう過去のものになりました。たくさんの人で賑わっています。

お天気は良好。新緑にキラキラ照らし出される巨大なアルゼンチノサウルス、トリケラトプス、プテラノドン!子供達は興奮して走り回り、大人はその後をついて行く。動物公園は緑が多く広々としているので、気持ちがいいです。

しかし動物園でも動物公園でも、とても充実している遊具の公園スペースがあり、子供達は動物を見ることを忘れて、いつまでもそこで遊んでおり、いつまでも次に移動しません。いつものことだ。ピクニックシートを敷いて、ゴロゴロおにぎりを食べなが、暖かくなった日差しを浴びて、大人ものんびりするのでした。

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