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白雪姫 キリスト教の犯罪の話?

白雪姫とは

ディズニー映画にもなっている白雪姫(ディズニーはユダヤだが)。おそらく知らない人はいないのではないでしょうか。しかし元々はドイツヘッセン州バート・ヴィルドゥンゲンの民話とされているそうです。そしてグリム兄弟がこの民話を「グリム童話」の一つに収録したそうです。
wikipediaにはモデルについての記述がありました。

「ドイツの郷土史家エックハルト・ザンダーは白雪姫のモデルについて、1554年にブリュッセルにて21歳で身罷った、マルガレータ・フォン・ヴァルデックだとしている。
マルガレータは父ヴァルデック゠ヴィルドゥンゲン伯フィーリップ4世によって、神聖ローマ皇帝カール5世に囚われたヘッセン方伯フィリップの釈放の際身柄の引き換えとしてブリュッセルに送られたが、異邦での暮らしに馴染めず病に臥し21歳の若さで1554年に身罷っている。
しかしザンダーが発見した記録によると、マルガレータの美貌に我慢ならなくなった、父フィーリップ4世の2番目の妻であるカタリーナ・フォン・ハッツフェルトは、マルガレータを城から追い出そうとする。こうしてカタリーナの大変な嫉妬深さゆえに16歳でブリュッセルの宮廷に送られてしまう。
ブリュッセルでの暮らしは困難を極め、躰を壊したマルガレータは1554年に身罷ることになるが、その死因は砒素による毒殺だとする説がある[29][30]。彼女はブロンドであったようで、エーレンベルク稿(1810年手稿)では白雪姫の髪は黄色[3(gelb)である。
ザンダーはこのマルガレータの生涯と、バート・ヴィルドゥンゲン近郊の落盤事故で廃鉱となった銅鉱山とその近くの廃村に小人達がいつしか住み着いた話とが結び付き、白雪姫の話の原型が出来上がったと見ている。」

人々の潜在意識にある「宗教対立」

私は物語というものは「人間」から生まれてきた以上、何かしら人々の潜在意識が混じっていると考えます。それは白雪姫の「表」の歴史では語りきれない「裏」の歴史。
あくまでもこれは一つの解釈ですが  
・白雪姫の物語は「古い秩序」を「新しい秩序」が征服する話
・白雪姫の母…古代の地母神(古い秩序)
・白雪姫…自然崇拝、豊穣神崇拝
・継母…自然崇拝に取って代わったキリスト教 (新しい秩序)
・りんご…自然崇拝、豊穣神崇拝の象徴
というわけです。
白雪姫の本当の母親に取って代わった継母は
「地母神信仰に取って代わったキリスト教信仰」の意識を反映している可能性があります。
さらに白雪姫をいじめる継母は「異教を弾圧するキリスト教」の意識を反映している可能性があります。(犯罪…)
りんごは、アダムとイブが食べた知恵の実がりんごだった?と言われているように「神の愛からの堕落」を表す共に「母なる大地の信仰」も象徴しているかもしれません。













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