#18 余命10年

作者の方が実際に病気で亡くなっていることを読了と同時に知った。

人生のゴールが、タイムリミットが分かってる人の気持ちってどんなだろう。

やっぱり自分が亡くなった後のことを考えてしまうんだな。

私は余命宣言もされていないし、茉莉の気持ちは想像しかできないけれど大好きな人と出会って人並みに恋することが許されない現実がむごすぎる。

私と重なることもいくつかあって、この小説を読むことができたのは何かの縁かなと思う。

映画も同様に観てもう一度この作品を味わいたいと思う。

命の尊さを、日々の素朴な幸せを感じてもらいたい。


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