【三陸からの挑戦 第三期人材育成編】
まず初めに。
久しぶりの投稿になってしまいました。
この時期は息子の夏休みなどもあり、なかなか時間の取り方が難しくでして。大変失礼しました。
今回は三陸からの挑戦 第三期デザイン講座の様子を掲載させていただきます。
三陸で3人の新しい挑戦。始まる。
デザイン講座は5名限定のなか3名の生徒さん達と講座をスタートさせることになりました。
ご自分の家業でいかすため。
新しい挑戦をしてみたいから。
などなど、受けられた方の理由は様々ですが
その挑戦こそが素敵!
まずイラストレーターの授業からスタート。
イラストレーター基礎講座では合計3回の講座の短い時間で基本的なイラストレーターの機能を学びながら名刺を作っていきます。
基本的には先生の操作する画面をみながら
同じ作業をしていく感じです。
みなさんパソコンスキルがバラバラですが
心配でしたが、全然大丈夫そうで、サクサク授業。
私:『イラストレーターはどうですか。今回は短期集中的な講座なので、なかなか難しいかなと。』
生徒さん:『いや。スピードは普通です。というか本当に楽しいです。 基本的に分かりやすく進めていただいておりますし、先生以外でも後ろにデザイナーさんがついてくれていて迷子にならずに済みますので。』
私:『そうですね。初めてイラストレーターやPhotoshopをさわる方を想定しているので、やはり先生1人だと進行中に迷子になるとそのままについていけなくなるので、毎回先生以外にもう1人サポートで後ろに達みなさんが迷子になってないか?みながら進めますので困ったら手をあげてくださいね。 でも楽しいのであれば良かったです。』
生徒さんとのこの会話は凄く安心しましたし、本当に嬉しかったですね。
イラストレーターのあとはPhotoshopの基礎講座が2回です。こちらもスタイルは同じ。講師のモニターに倣いながら基礎的な画像の合成や修正、レイヤーなどなどの操作を学び今度はポストカードの制作をしていく流れです。
イラストレーターよりはPhotoshopはなかなか苦戦していたのかも?ですね。それでも生徒さんは楽しそうに頑張ってた印象です。
こはらぎデザイン講座は挑戦をしたくても今まで環境がなかった人の為の講座
なので、お子さん連れOK
順調かな?と思っていたんですが、
ふと気がついたことがあったんです。
このこはらぎデザイン講座は生徒さんの復習や予習のために講座時間の前後1時間を場所とパソコンを自由に使ってよいとしているんですね。生徒さんみなさん授業は本当に楽しそう。そして授業でギリギリ時間が間にあわずな感じでも講座終わるなり本当に数分でみなさん帰宅なんですね。
なかなか不思議で?もう少しかけたら完成するし、次の授業に活きてくるのに。どうして早々にお帰りになるのか。
私:みなさんこのあともしかしてお仕事があったりしますか?いつも慌てて帰られますので気になってて。
生徒Aさん:『実は今お昼時間で。子供だけで今日お留守番していて。』
生徒Bさん:『うちの子も今1人でお留守番で。』
しまった。もう少し早く気がついてあげられれば。
私:『お子さん、ご家族でみていただける方いない場合はここに是非連れてきてください。僕お子さんと遊んでます。そしたらゆっくりデザイン学んでおけるでしょ?』
生徒Bさん:『え。そんなことしてよいんですか?みなさんのご迷惑になるかと。
私:『いやいや。隣の部屋で僕遊んでるので。みなさんせっかくデザイン覚えようとしているので。僕でよければ。そうしたらもう少しやって帰れるのなら。全然OKですよ。
僕らが目指しているのはお子さんがいるから仕事が限定される人へデザインという選択肢の入り口をつくることなので』
生徒さんの頑張りが若い世代の三陸をつくる
御盆あけの講座で生徒さんがお子さんを連れてきてくれました。
良かった。これでご自分の思うところまでをしっかり時間を使えるはず。
しかしそのお子さんはまだ5歳。この講座の間はいつも1人でお留守番をしていたのだろうか。この子は偉いが。申し訳ないことをしてしまった。
私:『お子さんですね。こんにちは。今日はママがお勉強している間はおじちゃんと一緒に遊んで待ってよう』
お子さんとはお絵かきをしたりポケモンTVをみたり生徒さん達が講座に集中できるように。
ここは僕が頑張る番だと。
特に最後のポスター制作は残りの時間をすべてかけて総復習と白紙から生徒さんが自由にデザインを組み上げる大事な時間。
色々ご自分でデザインをつかんで欲しい。
僕らの目標はデザインという職業を通してもっともっと地方の可能性を広げていくこと。
生徒さんの1人1人のこの挑戦は
みなさんの可能性を広げます。
つまり一人一人の挑戦こそ三陸の可能性。
それは僕達がつなぐ若い世代の可能性に繋がるはず。
そう信じています。だからこのこはらぎデザイン講座をやっています。
生徒さんには残りの講座2回。
本当に満足のいくポスターを完成ができると嬉しいです。きっとデザイナーとしての道の入り口にたてるはずなので。それが地方の職の多様化。
来週からも全力サポートしていきます。
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